「土日だけの開催でこの数字は‥‥ありえない記録」。そう言って前人未到、空前絶後の偉業に敬意を表したのは、トップジョッキーの戸崎圭太だった。JRA通算4000勝に至る裏で、「天才」スターは数々の逸話を作ってきていた。そのトリビアの箱を開けると、マル秘伝説がこれでもかと‥‥。
英雄色を好む──。日本競馬の至宝・武豊(49)ももちろん、例外ではない。
記憶に新しいのは昨秋、栗東トレセンのレポーターを務めていた小浦愛(27)と京都での「路上チュー」を写真誌に撮られた一件だ。本人は「キスは覚えてないな。ハグはある」と弁解してみせたが、量子夫人(50)=元タレントの佐野量子=には厳しく叱られたという。
その2年前にも、スプリンターズステークスに騎乗した日の深夜に、お天気キャスター・美馬怜子(34)との六本木「手つなぎデート」を女性誌にキャッチされている。
武と六本木といえば、3年前に福岡市での競馬イベントで元プロビーチバレー選手の浅尾美和(32)と一緒になった際、彼女の口からこんな暴露発言が飛び出したことが。
「川合俊一さんに連れられて六本木のゲイバーに行ったことがあるのですが、奥のVIPルームにカッコイイ人がいると思ったら、それが武さんでした」
東京や中山でのレース後には、六本木界隈に出没することがたびたび。
ちなみに、先の「不倫疑惑相手」の二人に共通するのは、身長が160センチ以下ということ。どうやら小柄な女性が好みのようで、
「ダルビッシュ有の元妻・紗栄子(31)やタレントのさとう珠緒(45)と噂になったことも。特にさとうには、かなり迫られたらしいですね。この二人の身長も160センチ以下です。武は女性の好みについて、かつてオリビエ・ペリエ(45)との対談で『3歩下がってついてきてくれるような人』と語っていたのですが、量子夫人もそうなので、ありがたく思っているようです」(芸能ライター)
その量子夫人とは、7年間愛を育んだ末に、95年6月に結婚した。これを機に、騎手がタレントやレポーターと、立て続けに結婚する先駆けとなっている。
「以前は所属する調教師の娘と結婚するのが本筋と思われていましたが、そうしたしがらみめいたものが、武の結婚によってほとんどなくなったといえます」
そう語るベテラン競馬ライターがさらに言うには、
「その後、四位洋文(45)、三浦皇成(28)、池添謙一(39)、川田将雅(32)、松岡正海(34)などがタレントやレポーターと結婚しています。閉鎖的だと言われていた競馬サークルが外に向かって開かれていったのは、女性スキャンダルも含め、いろんなメディアに顔を出すよう努めてきた武の存在が大きいでしょう」
ターフに目を向ければ、武はさまざまなチャレンジで競馬界を大きく変えてきた。
日本の競馬は84年にグレード制を導入。レース体系をしっかりと築き、国際化への道を歩み始めた。そして23年後の07年には、念願のパートI国(競馬先進国)入りを果たす。