女優・深田恭子による20冊目の写真集「深田恭子写真集 Blue Palpitations」の売れ行きが好調だ。株式会社トーハンが10月2日、書籍の週刊ベストセラーランキングを発表。9月20日に講談社より発売された深田渾身の写真集が10位にランクインしたのだ。
今年11月2日には36歳となり、アラフォーの域に達する深田が“スリム過ぎず、太過ぎず”という絶妙なバランスの取れた健康的なボディーを余すことなく披露している今作には、「今が一番美しい!」との栄えあるキャッチコピーが冠されており、浜辺でよつんばいになりながらカメラを見つめる圧巻の艶やかショットなどが収められている。
14歳だった1996年よりデビューし、映画やドラマでのあどけない容姿や天真爛漫な役柄が好評を博した深田は、1998年の「プール」を皮切りに多くの写真集をリリースし、男性ファンだけにとどまらず、女性ファンのハートもがっちりと掴んできたが、今作も衰えを見せない。
「アラフォーを間近に控えた女優の写真集に、“今が一番美しい”との売り文句を謳うことは非常にマレなことではありますが、公開されている“よつんばいショット”を見れば、そのキャッチコピーにも納得させられてしまいます」(エンタメ誌ライター)
長い期間にわたってマンネリを打破し続けられるのには“秘訣”があるという。エンタメ誌ライターが続ける。
「テレビや映画などへの出演が減少傾向にある女優やタレントであれば、売名や再起の話題作りのために写真集で一気に“フルでの肌見せ”というのが一般的ですが、深田の場合は継続的に第一線で活躍しているため、純粋に現在のありのままのスタイルをキレイにお披露目することが目的となっているため“過度な艶っぽさ”が混じっていないことが、女性から評価を得る理由でしょう。ネット上でもアラフォー目前で写真集を発売した彼女に対して『どんどんキレイになっていきます。いやらしくならないのもすごく良いです』『脱がないで20冊目ってスゴイことじゃないの? それだけ男を魅了する体ってことか』『健康的で自分のベストな体型を維持してる感じが好感持たれる要因かも』といった賞賛の言葉が並んでいます」
20冊もの写真集を発売しながら水着以上の大胆な肌見せが無いという事実はともすれば、マンネリに直結しそうだ。が、女優としての変わらぬ人気がベースにあり、かつ“肉付きの良い”健康的なボディーを維持していることで、男女を問わないユーザーをターゲットにできている点も根強い人気の秘密ということのようだ。
(木村慎吾)