米倉涼子主演ドラマ「リーガルV ~元弁護士・小鳥遊翔子~」(テレビ朝日系)が10月11日にスタートし、初回平均視聴率は15.0%の好発進となった。今後の期待も感じさせるこの数字だが、意外なことに関係者の間では、“ガッカリ感”が広がったというのだ。
「『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の第1期初回視聴率は18.6%。第2期23.0%、第3期21.3%、第4期20.4%、第5期20.9%でした。9月30日に放送された、過去の放送に未公開シーンを加え再編集した『ドクターX』2時間スペシャルの“復刻版”でも平均視聴率16.7%をマークしていたので、期待値がどんどん上がりすぎてしまっていました。そのため、話題性、実績からいって『リーガルV』も初回から20%超えが期待されていたんです。ところがその期待値より5ポイントも低く、『ドクターX』の復刻版よりも下回ったことに驚いているというのが本音です」(テレ朝関係者)
物語は、敏腕弁護士だった小鳥遊翔子(米倉)が、ある理由から弁護士資格をはく奪される。そこで、ワケあり弁護士を集め法律事務所を結成し、以前所属していたエリート弁護士事務所に挑むというもの。
今作では、「ドクターX」で「加地秀樹」を演じ、スピンオフが制作されるほど人気だった勝村政信も、元エリート検事で現在は弁護士の「大鷹高志」を演じている。今後、「ドクターX」を超えられるかどうか、ますます注目されるところだ。