こんな美女とキスができたら…。視聴者が思わず身をよじってもだえるようなシーンが相次いで放送された。まずは10月16日の「中学聖日記」(TBS系)で、有村架純が婚約者から不意打ちでキスされるシーンを放送。翌17日には「獣になれない私たち」(日本テレビ系)にて新垣結衣が、カフェを出た後に交際相手による真正面からのキスを受け止めたのである。
「二人のキスはいずれも“胸キュン”シーンとして大きな話題に。しかも新垣も有村も清純派女優のため、第2話から早くもキスシーンが飛び出すのかと驚く視聴者も少なくなかったようです。ただ、これらのシーンを“イケメンからのキス”と見る女性視聴者は両方のキスを好意的に受け止めていましたが、“美人へのキス”と捉える男性視聴者からは、不満の声もあったようです」(テレビ誌ライター)
新垣や有村とキスができて、何の不満があるというのか。だがこれらのキスを自らに投影した場合、その違いは明らかだというのだ。テレビ誌ライターが続ける。
「男性に不評だったのは新垣のキス。何しろ真正面から近づいてくる男の顔をただ受け止めるだけで、ネットリさの欠片も感じられない様子には『中学生のキスかよ!』という不満の声も出ていました。その新垣はヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で星野源と何度となくキスを交わすも、ただ唇と唇を重ねているだけで、『本当はキスシーンをやりたくないのでは』と訝しがられていたほどです。それに対して有村のほうは、婚約者から頬に不意打ちのキスを受けると、嬉しさ満面の顔に。そしてお互いに求め合うかのような粘り気のあふれるキスを交わしていました。そのシーンを観た視聴者は自らのキス体験に重ね合わせては、有村との疑似キスを思い描いていたに違いありません」
いつの間にか25歳の大人に成長していた有村と、気が付けば30代に突入していた新垣。キスの成長ぶりは5歳若い有村のほうが早かったようだ。
(金田麻有)