今年9月に、総費用700億円を超えるとみられる「民間初の月周回旅行」の契約を発表したZOZO社長の前澤友作氏。女優・剛力彩芽と交際していることでも知られ、つい最近は、バイオリンの名器「ストラディバリウス」を10億円で購入したことでも話題を呼んだばかりだ。
現在、国内で最も注目を集める経営者の一人となった前澤氏だが、ビジネス界では毀誉褒貶、様々な声が飛び交っている。
「ソフトバンクの孫正義社長に『ボクだって、あんなふうにあっけらかんとドカンといきたい』と言わしめるほど前澤氏の行動力はずば抜けている。経営者の間でも仕事ぶりを評価する声は多いですね」と証言するのはビジネス誌ライター。一方で手厳しい批判もあるという。続けてこう明かす。
「それでも最近の“金持ちアピール”にマユをひそめている向きは多いですね。剛力とのツーショット写真公開などで知名度は大幅にアップしたものの、7月半ばをピークに同社の株価は下落している。株主は『呑気にインスタをやってる場合じゃないだろう』と不満を抱いていますよ」
そんな前澤氏に対して“あの有名社長”が痛烈な批判を行っていた──。
「10月12日、音楽業界のカリスマであるエイベックスの松浦勝人社長が前澤社長についてTwitterで手厳しく批判したんです。剛力との交際に触れて『芸能人を好きにするなら一生面倒見るくらい』でないと困ると指摘し、『芸能界をなめてるよね』とバッサリ。『宇宙行きたいアーティストを知らない』と月旅行計画についても根底から批判しました。これらのツイートは削除されましたが、遺恨が残ったことは間違いない。前澤氏はやられたらやり返すタイプですし、大物社長同士のバトルに発展する可能性は大いにあります」(前出・ビジネス誌ライター)
両社長の動向に注目したい。
(白川健一)