今年3月でNHKを退職し、フリーアナに転身した有働由美子がメインキャスターを務める「news zero」(日本テレビ系)が苦戦を強いられている。
放送初日の10月1日こそ平均視聴率10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2桁発進をしたものの、同月12日には平均視聴率4.6%を記録するなど、視聴率低迷にあえいでいる。
ある日テレ関係者はこう明かす。
「ウチの局も有働さんに頼り過ぎていた部分はあったかもしれないし、一部ではコメンテーター陣の顔ぶれが奇をてらい過ぎているという声もありますが、それを加味しても『ここまで苦戦するとは思わなかった』というのが局内での大方の意見です。とはいえ、いくら視聴率が振るわなくても有働のメンツもあり、即降板というわけにもいかず、「NHK退社後、初のメインキャスターとして引っ張った手前、『news zero』は最低でも2年は有働キャスター体制が続くことになるでしょう」
そうした中、番組のテコ入れとして出演が取り沙汰されているのが、マツコ・デラックスだという。
「2人はプライベートでも親交が深く、同じ事務所に所属している仲。有働さんがフリー転身に悩んでいた際、相談に乗っていたのがマツコさんという話もあります。実際、『news zero』の放送初日には話題作りも兼ねて、マツコさんが『関ジャニ∞』の村上信五さんとともにレギュラー出演する『月曜から夜ふかし』に有働さんが生出演するなど、すでにコラボも実現していますからね」(前出・日テレ関係者)
マツコがピンチの盟友を救うか──。
(しおさわ かつつね)