松田聖子が11月4日に開催するファンクラブ限定のジャズライブ「PREMIUM SEIKO JAZZ LIVE 2018」が、チケット料金の高さでやり玉に挙がっている。会場のBillboard Live TOKYOは、本場アメリカの一流ジャズミュージシャンも来日公演を行う格式の高い会場。キャパは300人程度と小さく、松田のライブも2回公演で600人のプレミアム公演となっている。そのライブについて音楽ライターが指摘する。
「一部では最高8万9500円、最低4万9500円というチケット価格を取り上げて『ぼったくり』『強欲すぎ』といった批判もあるようですが、そんな文句を付けているのは聖子ファンではない外野の連中でしょうね。そもそも松田が11月22日から開催するディナーショーでも5万円近いチケットが当たり前ですし、今回用意された最高額の『ウルトラスーパープレミアムシート』にはウェルカムカードと特製スパークリングワイン、そして《ウルトラスーパープレミアムプレゼント》が付いています。舞台や格闘技の興行では、特別なプレゼントが用意された特等席に10万円の値段がつくのは珍しいことではなく、今回のライブでもファン垂涎のプレゼントがもらえるのは確実。ガチな聖子ファンなら、むしろ高い席から買ってもおかしくないくらいです」
実際、当選通知が届いたファンからは「ウルトラスーパープレミアム当たった~!」といった喜びの声が続出。中には値段を理由に今回のライブを見送ったファンもいるものの、そういったファンも当選者に対しては「楽しんできてください!」とのエールを送っている。このように聖子ファンにとっては何の問題もない高額チケットのはずだが、実は少なからずトラブルが発生していたというのだ。芸能記者がささやく。
「今回のチケットは全600枚と少なかったため、チケット争奪戦が予想されていました。ところが当初は電話受付の上で10月3日に当選発表だったものが、申込の電話がつながらなかったとの理由で往復ハガキでの受付に変更。さらにその旨を連絡するメールが届いていなかったということで、あらためて申込受付をやり直すことになったのです。結局、翌週の13日ごろには当選通知が届いたようですが、その時点でライブまではわずか3週間。ファンとしてもやきもきするわ、スケジュールは立てられないわで、気が落ち着かなかった人が多かったようです」
ファンの中には「今どき往復はがき!?」と驚く人も少なくなかったという。もっとも高齢化する聖子ファンにとっては、スマホからの受付のほうがよっぽどハードルが高いのかもしれない。
(金田麻有)