11月9日に放送される音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に、韓国のアイドルグループ・BTS(防弾少年団)が出演することがわかった。日本では現在、同グループメンバーの原爆投下を肯定するかのようなTシャツを着た写真が問題となっており、今回の出演には抗議が殺到している。
「メンバーであるジミンのTシャツには、原爆が落とされた直後のキノコ雲と、韓国国民がバンザイしている写真がプリントされていたことで日本のネットが炎上。様々なメディアがこの問題を取り上げることになりました。しかし11月1日の『東スポweb』によると、韓国を代表するメディア『中央日報』は『“腹が痛い”日本が文句をつける?』『日本のコンプレックスが反映された』と、日本の反応を嫉妬呼ばわりしているとのこと。また別のメンバーが5年前からツイッターで『歴史を忘れた民族には未来はありません』と反日ツイートしていることも報じています」(芸能記者)
そんな状況のため、9日の「Mステ」出演が決まるとネットでは「もう日本では防弾少年団=原爆Tシャツグループになっているのになぜ出演させる?」「テレ朝や番組スポンサーに抗議しました。それと広島市にも問い合わせをしましょう」「なぜ嫌いな日本にわざわざ来るのか」と炎上状態となっている。
また当日の出演者が、BTSと一触即発の空気になる可能性が一部で指摘されているという。
「その日は、宮本浩次とコラボした椎名林檎が出演します。椎名といえば過去、愛国心全開の歌詞が話題となった2014年のW杯テーマ曲『NIPPON』を発表するなど、ナショナリズムが強いアーティストとして知られています。そのため、BTSとの共演には音楽ファンから『原爆Tシャツの件は椎名林檎もキレてそう』『BTSの後、日の丸をバックにして「NIPPON」を歌ってほしい』『思想の違う2組が共演するなんて、一体どうなるんだ』と、当日、スタジオで一触即発の空気になるのではないかと予想する声が多くあがっています」(テレビ誌記者)
発表によると防弾少年団は唯一、「Mステ」で2曲を披露するという。当日の放送では、さらにネットが炎上することとなりそうだ。