「秋の番組改編の目玉として、上層部も視聴率12.0%は取れると期待していました。それだけに期待外れの感は否めません…」
日本テレビ関係者がこう嘆くのは、同局の報道番組「news zero」のメインキャスターに就任した元NHKのフリーアナ・有働由美子のことだ。
10月から新体制でスタートした初日視聴率は10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、2日目は10.4%と2ケタを記録したが、勢いはここまで。その後は低空飛行を続け、12日には4.6%と危険水域に突入。早くも「戦力外通告」のピンチを迎えているのである。
「フリー転向後の初めての帯番組なので、相当気合が入っていました。番組開始前から綿密に打ち合わせを重ねて、誰をコメンテーターに起用するかなど、積極的に提案するだけではなく、テレビ映りを気にして、数カ月前からジョギングや食事制限に取り組み、ダイエットにも成功したそうです」(芸能記者)
ところが、いざ番組が始まってみると、緊張からかコメントを噛み、進行もグダグダな場面が目立つ。
試行錯誤はしているのだが、局面を打開することができない。日テレ内部では本人が望まない「有働救出プラン」を水面下で進行させているという。前出・日テレ関係者が明かす。
「NHK退社後、民放キャスターとしてデビューさせた手前、2年間は局側からクビ宣告をするつもりはありません。『zero』には乃木坂46出身で新人アナの市來玲奈もカルチャー・お天気担当で出演しています。かつての乃木坂ファンが番組を見てくれると期待されていたのですが、今のところ視聴率にはつながらなかった。次なる手として、何らかのテコ入れをしなければ手遅れになるため、看板アナの桝太一か水卜麻美の起用案が浮上しているのです」
11月13日発売のアサヒ芸能11月22日号では、早くもピンチを迎えた有働のほか、「戦力外通告」されたTV美女たちが直面する「非情な現場」を特集している。