バイオリニストの高嶋ちさ子が「50歳でブレイク」と11月27日発売の「女性自身」が報じた。
それによると高嶋には、テレビ局からの出演依頼が引きも切らないという。ある局からは、ワイドショーのレギュラーコメンテーターのオファーもあったようだが「バイオリニストとしての活動が忙しい」との理由で、断ったのだそうだ。
高嶋といえば、16年にトーク番組で明かした“息子の携帯ゲーム機をバキバキ事件”で、怖い母親のイメージが色濃かった。現在も“毒舌”と“キレキャラ”は健在だが、誰に対しても媚びない姿勢と歯に衣着せぬきっぱりとした物言いが好感度を上げているようだ。
また、去る10月3日に放送された「1周回って知らない話」(日本テレビ系)では、VTRで実家の家族を紹介して大きな反響を呼んだ。父の弘之さんが娘の子供時代について、自分の姉がダウン症であることを友人に知られたくない人も多い中、ちさ子はまったく気にせず、友達と遊ぶ時も一緒だったと明かしたのだ。ちさ子のあだ名が「悪魔」だったのは、姉をいじめる人に片っ端から反撃していたからだったというのだ。
「この放送を見た人は、姉のことを初めて明かしたかのような印象を受けたかもしれませんが、彼女は自身のブログで何度か姉を登場させています。母親がご健在で闘病中だった時は、忙しいちさ子に替わり、お姉さんが看病していました。ブログの中では、そんな姉に感謝の言葉も綴っています」(女性誌記者)
言いたくても、飲み込んでしまいそうな言葉をズバズバ言う高嶋は、サイレントマジョリティのいいガス抜きになっているのかもしれない。