お次は「社会・事件部門」。国際政治学者としてワイドショーのコメンテーターを務める、三浦瑠麗氏(38)が「大阪には北朝鮮のテロリスト分子が潜伏している」と、「スリーパーセル」なる一般人を装ったテロリストが潜伏していると警鐘を鳴らした。
「誰に聞いたのか? UFO見たと同じこと言ってますよ。三浦さんとは番組で何度も共演していますが、あの上から目線がスゴイ。日本でいちばん偉い女帝だと思う。だから話があんまり入ってこないんだけどね」(デーブ氏)
10月末には、渋谷のスクランブル交差点でハロウィン騒ぎに若者が大集結。地元商店街のトップは「変態仮装行列」と批判した。
「でも、吸血鬼のコスプレなら当然血を吸うわけだし、変態の仮装なら盗撮したり、お尻触ったりしてもいいじゃない? マジメな話、欧米ではハロウィンは子供のためのもので、しかも家の中でパーティーするもの。日本のハロウィンは今後、縮小するでしょうね」(デーブ氏)
掟氏もあきれ顔だ。
「サッカーW杯にハロウィン、バカは全員、渋谷に集まればいいという風潮になっている。最近は日本どころか、世界中からバカが集まるから、確実に渋谷の知能指数は下がっている。だから軽トラはひっくり返すわ、コスプレ女の尻は触るわ、犯罪が当たり前に横行するわけです。80年代の新島よりもセックスできそうですから、行きたがるのも無理はないですが‥‥」
東京ディズニーランドの社員が「30キロの着ぐるみ」を過労などと損害賠償請求したのも騒動となった。
「不思議なのは、重くて苦しいのに、ミッキーとかキャラクターの顔の表情が変わらないこと。チコちゃんだって変わるのにね。」(デーブ氏)
「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助氏の怪死事件も、連日のようにワイドショーをジャック。
「毎日毎日、昼の『バイキング』から『ミヤネ屋』まで、テレビに釘づけでした。紀州のドン・ファンは、殺人事件と疑われているにもかかわらず、あまり傷ついている人がいないように見えるのがスゴイ。女性の社会学者に聞くと、あの年代の男は、セックスのテクを自慢するだけで金を払わないヒヒジジイばかり。その点、ドン・ファンは金払いがいいし、愛人契約したうえで結婚までしてくれる。まぁ、セックス自慢は愛嬌として、ひたすら割り切った関係だけを求める。そこらのヒヒジジイに比べれば、なんとも潔い。もちろん、スキありで間が抜けているところはありますが、日本一女に金をかけた人として記憶にとどめるべきです」(掟氏)
「社会・事件部門」賞は、掟氏のグイ推しで紀州のドン・ファンに決定だ。
以上、有力ワードが出そろったところで、2018年の裏流行語大賞は──。就任2カ月で数々の迷言を炸裂させた桜田大臣の「れんぽう」に満場一致で決定!