10月13日の深夜、都内の閑静な住宅街にあるA氏の自宅で事件は起きた。A氏の妻がふと地下室へ下りると、目の前の光景に声を失う。ソファに一人の女性が腰かけていたのだ。
驚愕したのは、この侵入者がテレビや映画で活躍していた女優だったから、ではない。A氏へのつきまとい行為で、すでに警察から「警告」を受けていた“要注意人物”だったからだ。
妻の知らせを聞いたA氏はすぐに警察に通報。その女性は、駆けつけた警察官によって、住居侵入の罪で逮捕されたのだった──。
これは関係者の証言をもとに、逮捕劇を再現したものだ。
逮捕されたのは、大道彩香元被告(26)。彼女の公式サイトによれば、10代からモデル・歌手として活動しながら女優業をスタート。08年の秋には、山下智久、新垣結衣らが出演し、のちにシリーズ化される人気ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(フジテレビ系)に出演。13年公開の映画「朝日のあたる家」(渋谷プロダクション)を最後に、女優活動の休業を宣言したが、昨年9月15日には自身の公式サイトで、
〈主演映画のご報告/7年前にお世話になった監督さんの最新作で、初主演を務めさせていただくこととなりました〉
と復活をアピールしていた。大道が住居侵入で逮捕されるのはその約1カ月後のことだ。
この大事な時期に、いったいなぜストーカー行為に走ったのか。1月4日発売の「週刊アサヒ芸能」1月17日号では、大道の「ストーカー裁判」の模様を詳細にリポート。さらに大塚愛の夫SUをめぐる不貞バトルや松居一代と船越英一郎の泥沼訴訟など、男女間の愛憎劇を振り返っている。