日本人がランクインしていることは我々としても光栄なことのはずだが…。
米映画情報サイト「TC Candler」が毎年恒例となっている「世界で最も美しい顔100人」を昨年12月28日に発表した。日本でも何故かメディア注目度の高い同ランキングだが、今回の結果には思わず首を傾げてしまった人が多かったようだ。昨年のランキングでは音楽グループ「TWICE」のサナこと湊崎紗夏が日本人最高位の21位に入っていたが、今回のランキングでは46位にランクイン。そのほかには石原さとみが43位で3年連続、モデルのNiki(丹羽仁希)が75位と2年連続のトップ100入り。グラドルの篠崎愛も84位に入っている。
そして今回のランキングで栄えある日本人トップとなったのは31位にランクインした女優の小松菜奈だ。小松は昨年も38位と好成績を残していたが、今回はさらに順位を上げて、湊崎、石原をゴボウ抜きして、ついに日本人最高位を獲得した。
しかし、このランキング結果にネット上では「いやいや、この人が日本人1位はおかしいでしょ」「他にも美人はいる」「猛烈に異議あり!」「前からこのランキングは信用ならないと思ってたけど、今日で確信した」「担当者の好みなだけだろ」など、このランキングに違和感を覚える人がほとんどだったようだ。
「小松が日本人トップということに納得がいかない人が多かったようですね。昨年もランクインしていたわけですから、今頃そこをツッコむのもどうかと思いますが、日本人トップになったことで各メディアが小松の日本人最高位を大々的に報じているため、ツッコミが殺到した形のようです」(エンタメ誌ライター)
日本基準ではなく、世界基準の視点で作成されたランキングのため、日本人の感覚と少し違った順位になるのは仕方がないこと。しかし、次回の結果次第ではランキングの信頼度が失墜してしまう可能性も少なくないだろう。
(田中康)