4月24日、NHKスペシャル「若冲 天才絵師の謎に迫る」が放送された。そのナレーションを女優・小松菜奈が務めたが、批判が殺到したという。スポーツ紙芸能記者が語る。
「天才絵師・伊藤若冲の生誕300年を記念し、現在、東京都美術館で『若冲展』が開催されています。連日満員の大盛り上がりで、24日のNHKスペシャルは、遠方で『若冲展』を観に行けなかった人たちからの注目が高い番組でした。ですが、いざ始まってみると、小松さんの棒読みナレーションで番組は台無し。抑揚がないだけでなく、専門用語などを全く理解してないからか、句読点やイントネーションもバラバラで、ヒドイものでした」
あまりの酷さにNHKには苦情が殺到。音声を消し、TVの字幕機能を使って観た視聴者も多かったという。芸能記者が続ける。
「そもそもNHKが彼女に依頼したのも、受けた事務所も間違いです。若い視聴者を呼び込みたかったのでしょうけど、絵画のナレーションをこなすのは感性と経験と知識が必要ですからね。今の彼女には無理。これでナレーションの仕事はしばらく来ないでしょう。また、10社のCMに出るなど人気のある小松さんですが、それも安泰ではありません。業界内で『キャラが被る』と言われている中条あやみさんが『ドコモポイント』のCMで人気急上昇中なうえ、中条さんは演技力も高評価。それも比較されています」
今年は秋公開の「溺れるナイフ」で映画初主演、「Silence」でハリウッド・デビューを果たす小松。「棒読み」の汚名を演技で返上できるか、期待したい。
(長谷部葵)