本人としては平常運転のつもりだろうが、意地悪に受け取ってしまった人もいるようだ。
きゃりーぱみゅぱみゅが1月6日、自身のツイッターを更新。欅坂46の人気楽曲「ガラスを割れ!」のダンスを踊っている動画を投稿し、注目を集めている。同楽曲は昨年大みそかの「NHK紅白歌合戦」にて、同グループが披露した激しいダンスが特徴的でロック調な楽曲で、きゃりーは同楽曲のサビ部分を踊った動画を投稿。本文には〈全力です〉と書かれているように、きゃりーは本家に引けをとらないぐらいに髪を振り乱して、全身を使ってダイナミックなダンスを見せている。この投稿には欅坂ファンが過敏に反応するなどして、話題になっており、「完璧じゃないですか」「ここまで本気で踊ってもらえると欅ファンとしては嬉しいです」「ぜひ、欅坂とのコラボお願いします」といった好意的な声が多数見られている。
しかし、一部からは「最近、きゃりーの楽曲全然聞かないな」「話題作りご苦労様です」「本業がダメになったらSNSで話題作りにいきますね」「生き残るために必死ですね。ちょっと見ていて痛い」など、きゃりーの現状を引き合いに出した批判的なコメントも見られている。
「最近はCDもめっきり売れず、新曲のリリースもストップ。18年9月に発売した4thアルバム『じゃぱみゅ』もオリコン最高位は12位と不発で目に見えて需要がなくなっているきゃりーですが、テレビ出演もめっきり減ってしまっているため、きゃりーの関連のことはSNSで知るという人がほとんどです。そこで今回の動画を見て、今はやりの欅坂の力を借りて、きゃりーが売名しているように感じてしまったという人が多かったようです。とはいえ、きゃりーがSNSでダンス動画を投稿することは珍しいことではありません。本人としては今回もファンを喜ばせるつもりで公開した遊び心満載の動画のつもりだったでしょうから、少し可哀想なところですね」(エンタメ誌ライター)
こういった声をなくすためにも今年はSNS上だけでなく、バラエティ番組や音楽番組でその存在感を示してほしいところだ。
(田中康)