カメラの前では淑女にも悪女にもなる女優。だが、「カット」がかかったあとですら、“性悪”のままだという美女も多いとか。
*
おしとやかなたたずまいは、まさに“大和撫子”な松嶋菜々子(39)だが“悪女”な一面をテレビ局関係者が小声で明かす。
「本人はとても気性が荒く、言いたいことを言わないと気が済まない性格。何があったのか、スタッフもいる場所で、夫の反町隆史さんに松嶋さんが相当イライラした口調で『ハッキリしてよ!』とスゴむ場面を目撃しましたね」
夫婦喧嘩はともかく、仕事相手にも言いたい放題だという。
「雑誌の撮影後はとにかく『シミを消せ。シワを消せ』とうるさいなんてもんじゃない。人気があるから載せますが、仕事のたびに気がめいります」(雑誌編集者)
女優の“美”へのこだわりなのだろうが‥‥。
世間の圧倒的な美女イメージからかけ離れた素顔を持つのは、黒木瞳(52)だ。
「とにかくヘビースモーカー。撮影中、一服する黒木さんを待って撮影が中断する“タバコ待ち”があるほど。実際、彼女が道に吸い殻を捨てるのを目撃したスタッフもいます」(テレビ関係者)
一方で、最近は態度が変化してきたという声も出ている。
「かつては参加しなかった打ち上げの席に現れては、タップダンスを披露するなどサービスしまくり。どうやら、娘のゴシップでのイメージ回復や、真矢みきや檀れいなどの宝塚出身の後輩の存在にも危機感を抱いているようなんです」
しかし、それも時すでに遅し? さる芸能関係者のひと言が究極の黒木評かも。
「人気度がイモトより下で、ざまあみろですよ!」
そんな黒木を脅かす檀れい(41)にも、食えない女の噂が付きまとう。
「撮影開始まで楽屋にこもりきり、出てきたと思ったらムッとしたまま、末端スタッフには目も合わせようとしない。ところが、局の上層部の人間が現れると、打って変わって『金麦』CMの笑顔で甘え、ボディタッチですからね。どこが好感度女優なんですか」(制作会社AD)
米倉涼子(37)も取っつきにくい女優なんだとか。制作会社関係者が話す。
「ふだんは挨拶をしても見向きもされません。ですが、最近は『ドクターX』(テレビ朝日)で昨年のドラマ最高視聴率を記録したせいか、やたら上機嫌。『おはようございます。今日も天気がいいですね』ですからね。逆にどう対処してよいやら‥‥」
クールビューティがウリの吉瀬美智子(37)は、イメージ以上の“冷たさ”を誇る。
「とにかくスタッフには冷たい。何かというとニラミを利かせて舌打ちをしている。美人のニラミに喜んでいるM男スタッフもいますが(笑)」(制作会社ディレクター)
さて、若手女優にも芳しくない悪評がある。相武紗季(27)もその一人だ。日本テレビ関係者が明かす。
「ウチのメガヒット『家政婦のミタ』はメンバー同士仲がいいのですが、彼女だけは上層部には愛想よく、末端にはとことん冷たい。スタッフ陣は『たとえ続編があったとしても、相武とだけはやりたくない』と口をそろえています。イメージどおりのオシャレさんかと思いきや、私服は大阪のオバちゃんのような豹柄の上着だったり、イメージもガタ落ちですね」
現場では品行方正にふるまうことをぜひオススメしたい。
さらなるギャップを持つのが、世界の美女から選ばれる「最も美しい顔100人」で、昨年25位に輝いた美貌を持つ佐々木希(24)だ。
「彼女が使ったあとの楽屋は荒れ放題。それに、彼女が読み終えた雑誌を見ると、ライバルのモデルやタレントの顔をマジックで塗り潰してあったり、バッテン印が。顔がかわいいからよけいに怖いですね」(ヘアメイク)
最近は干され気味という噂もあるが、本人が×にならないことを祈ろう。