トルコのガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都が2月10日、スーペルリーガ第21節のトラブゾンスポル戦に先発フル出場を果たし、3-1での勝利に大きく貢献するも、よもやの“暴言疑惑”が浮上してしまった。
チームの主力として順当にスタメンへ名を連ねた長友は前半42分、熱戦の最中にテンションが高まってしまったのか、自身へのファウルの判定を下した主審へ2度「F」で始まる「侮蔑のワード」を浴びせたとされるシーンの動画がSNS上で拡散され、現地トルコメディアもこの長友の暴言疑惑を大々的に報じている。
「暴言シーンの映像を見る限り、長友の口は確かに“Fワード”を含む発音をしたようにも見えますが、もしも本当にそのワードを発していたとすれば、たとえ不甲斐ない自分自身に対する戒めの言葉だったと釈明しても、欧州では厳罰が下されてしまいます。現にトルコリーグでは2月9日に開催されたゲームでも、元スペイン代表FWロベルト・ソルダードが同様の暴言でレッドカードを受けて即退場を命じられています。トルコメディアも現地サポーターによる長友への怒りや処分を求める声などを紹介し、このままおとがめなしに終われば、他サポーターの長友への怒りが蓄積されることになるでしょうね」(スポーツライター)
魂を込めて戦う“熱い選手”としての側面も併せ持つ長友だが、今後は平常心を保つことも意識していく必要がありそうだ。
(木村慎吾)