高須クリニック高須克弥院長とのバトルで注目を集めているお笑い芸人の村本大輔が、あっさりと白旗を上げたようだ。2月24日にツイッターのアイコンを、高須院長の長男で同じく医師である力弥氏のイラストに変更。〈おれも顔変えたぜ〉とドヤ顔口調でツイートしていた。
すると7分後に、当の力弥氏から〈私のアイコンは西原理恵子先生が私の為にお描きくださった物です〉とのリプが。〈貴方が勝手に使用するのなら西原先生に連絡なさった方が良いのではないでしょうか〉と注意されるやいなや、わずか5分後には〈悪ふざけがすぎました。すいません。変更しました〉と“完全降伏”したのである。
しかし村本と言えば、数々の政治問題で過激な言動をブチ上げては高須院長らからの猛反発を食らい、それに対して挑発的な言動で反論してきた。それがなぜ今回、アイコンの件ではあっさり謝罪したのだろうか。週刊誌記者が指摘する。
「高須院長に対する数々の発言には的外れなものが多く、多くのユーザーからこっぴどく叩かれています。しかしこういった言動は偏りはあるものの表現の自由の枠内であり、いわば言った者勝ちです。しかし今回のアイコン盗用はまぎれもない著作権違反。なりすまし行為にもなりかねないため、クレームを受けるとすぐに引っこめたのでしょう。まあ村本のことですから、文句を言われてすぐに謝るところまでを計算に入れての行動だったかもしれませんが」
とはいえ、これまで数々の暴言を重ねてきた村本ゆえ、天敵ともいえる高須院長の長男である力弥氏からのクレームなど、馬耳東風で受け流しそうなものだが…。
「著作権違反やなりすましは、ツイッターの規約で明確に禁止されています。つまりアイコン盗用を放置していると、村本のアカウントが凍結される恐れがあるのです。今の村本にとって、ツイッターは自分の考えを世界に向けて発信できる格好の武器。もし規約違反でアカウントが使えなくなったら、彼の存在感が失われることになり、その愚は絶対に避けなければなりません。村本は今回、『息子さん(力弥氏)と西原さんに対しての謝罪です』とツイートしていましたが、実際にはツイッター社に対して謝罪したようなものですね」(前出・週刊誌記者)
何でも言いっぱなしに見える村本も、越えてはいけない一線は把握しているようだ。
(金田麻有)