芸能

柳楽優弥、一歩間違えれば「ドラえもん」声優オファーも危なかった“黒歴史”

 3月1日から公開の「映画ドラえもん のび太の月面探査機」でゲスト声優を務めていることが話題になっている、俳優の柳楽優弥。

柳楽といえば04年、14歳の時に是枝裕和監督映画「誰も知らない」に出演し、いきなりカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞。28歳となった現在は、コメディから硬派な役までこなし、多くの映画関係者が「仕事をしたい」と指名する実力派へと成長を遂げている。

「柳楽のこれまでの道のりは決して平坦ではなく、カンヌ受賞のプレッシャーに悩んで激太りしたこともあれば、バイト生活で一般社会を経験しながら必死にもがいた時期もありました。しかし、それが俳優としての芯となり、多くの信頼を勝ち得るようになったのです。アニメの声優としても声がかかるのは、そうした頑張りが実り、ファミリー層が安心して楽しめるクリーンなイメージと、広い世代での知名度の高さが認められたということです」(映画関係者)

 ただ、そんな柳楽にも黒歴史がある。あの押尾学を兄のように慕い、「押尾さんのような俳優になりたい」と言ってはばからなかった時期だ。

「柳楽は03年のドラマ『クニミツの政』(フジテレビ系)に出た際、主演だった押尾に可愛がられ、すっかりファンになってしまった。周囲は、日本映画界の宝とも言える柳楽が押尾から悪い影響を受けないかと、大いに心配していたんです」(芸能プロ関係者)

 その押尾は、09年に不貞相手だった銀座ホステスとともに法律違反の合成薬物であるMDMAを服用し、容態が急変したホステスを放置して死に至らしめたとして、保護責任者遺棄致死罪とMDMAを取り締まる法律に違反したとして逮捕。芸能界を追われている。

「柳楽は最近のインタビューで、目標とする俳優について『柄本明さんとか役所広司さんとか大好きで。日本の俳優の品格みたいなものにすごくあこがれます』と語っていますから、“ひと安心”です」(前出・映画関係者)

 よくぞ道を踏みはずさなかったものだ。

(露口正義)

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