6年半続いた番組「ナカイの窓」(日本テレビ)が終了する。
3月20・27日の両放送回は「最終回記念スペシャル」として、ハワイロケを敢行。同番組でメインMCの中居正広を盛り立てるサブMCを一番回数多く務めたのが、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太だったが、その山里が、3月13日放送のラジオ番組「山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ)での中居の義理堅い一面を物語るエピソードを紹介した。
「山里によれば、最終回スペシャルのハワイロケは1泊3日の強行軍で、ハワイに到着するなり、すぐに収録。そして夜中まで6年半の間に起きたいろいろなエピソードを振りかえり、酒を飲んで語らい、笑いの途切れない幸せな時間を過ごしたそうです。翌日の自由時間、買い物に付き合ってほしいという中居に同行、とある高級ブランド店へ行ったそうですが、中居は『好きなの選んで』と言うと続けて、『今まで番組を盛り上げてくれてありがとな。これぐらいだけど、させてくれよ』と、山里ら共演者全員にブランド品をプレゼントすると宣言したんです。恐縮する山里に、中居はリュックサックを見立ててプレゼント。そして、全員分の会計を済ませた中居はもう一度礼を言って店を出ていったそうです。『彼は日本のすごいセレブですか?』と目を丸くした店員に、山里が『He is SMAP.』と答えると、一瞬で悟ったそうです。山里は『すごいね、これ。一生ものの思い出だよ』と、共演者たちとマネのできない中居の“神対応”に呆然とするしかなかったということです」(ネットライター)
中居は裕福な育ちをしてこなかったため、ふだんから贅沢とは無縁。小学校時代からの友人約10人といまだに一緒に旅行したり、休みを一緒に過ごしたりする。その際の支払いは全額中居持ちだ。東日本大震災や熊本地震の時は率先して炊き出しをし、寄付しまくった「善意の人」でもある。義理人情には厚く、受けた恩は決して忘れない。またひとつ、中居の“イイ人”伝説が増えた。
(塩勢知央)