タレントで元政治家の東国原英夫が3月12日、右脚の太ももが肉離れと診断されたことを明かした。その東国原と言えば、「オールスター感謝祭」(TBS)の名物企画「赤坂5丁目ミニマラソン」にて昨年10月、61歳にして7位に入るなどその健脚ぶりで有名。それゆえ今回の肉離れについても〈スピード練習は論外。ショックである〉とツイートし、残念がる気持ちを露わにしている。
その東国原に対して、「そんなことを言うな」「最低の発言」といった批判が続出し、炎上状態になっているというのだ。芸能記者がささやく。
「東国原は前出のツイートで《スピード練習をするなという事は、僕にとって「死の宣告」に近いものがある》と書いており、その言葉に批判が集まっています。スポーツ選手では競泳女子の池江璃花子選手が2月12日、白血病に罹患したことを公表したばかり。来年に迫った東京五輪どころか、池江自身の将来にも日本中から心配の声が寄せられている状況で、たかが肉離れ程度で“死の宣告”と大げさに騒ぐ姿は、みっともないと思われるのも無理はありません」
その東国原に対しては「死の宣告とか書いちゃダメ」「軽々しく死とか言うな」「炎上覚悟か」などと批判が殺到。元政治家とは思えない発言だと非難が集まっている。だが一部には、東国原に理解を示す向きもあるようだ。
「東国原は1月5日に放送された『逃走中』(フジテレビ系)に出演するも、まったく姿の映らない状態が続きました。実は足を滑らせて転倒し、顔面を含む数カ所を痛打。ドクターストップがかかっていたのです。その日は雨が降り続き、会場の大学構内は滑りやすい状態になっていましたが、他の出演者が平気な中、健脚自慢の自分が転んでしまったことには相当なショックを受けたのでしょう。もはや還暦も過ぎましたし、心の内には『最期が近づいてきた』という恐れを秘めているのかもしれません」(前出・芸能記者)
もしや今回の言葉は「芸能人としての死の宣告」という意味だったのかもしれない。
(金田麻有)