3月18日に最終回を迎えたドラマ「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系)。関ジャニ∞・錦戸亮の主演で当初は話題となったが、途中から視聴率1ケタ台がチラホラ出始め、〈サブタイトルがあのテレ朝ドラマと被っていては仕方がない〉〈刑事役の船越英一郎がやかましすぎる〉などと批判されたこともあった。
しかし、最終話は11.5%の2ケタ締めで面目を保ったことから、早くも“続編あり”との声が周辺関係者から聞こえ始めているという。
「特に、謎の部分が多かった壇浩輝を演じた千原ジュニアが、かなりの評価を受けているようです。事件の黒幕としての存在感は抜群で、もともと怖い顔がさらに狂気を帯びて悪魔のようでしたからね。最終話で壇は利用していた男に刺され意識不明になりますが、最後の最後に息を吹き返している。今度は壇の復讐劇があってもおかしくないでしょう。4月からは“本家”とも言える沢口靖子主演の『科捜研の女』(テレビ朝日系)が1年間のクールでスタートするため、それにぶつけるわけにはいかないでしょうが、その後であればパート2は十分考えられますね」(夕刊紙記者)
さらに「トレース」第二弾の話は、最近になってグループ脱退とジャニーズ退所が報じられた錦戸の意向も大きく影響しそうだという。
「すでに30歳半ばを迎えた錦戸は、アイドル活動に対しての不安を抱えているそうです。また、錦戸が最も慕っているとされる先輩のV6の岡田准一が俳優として成功していることも刺激になっているといいます。そのため、ある程度の成功を収めた『トレース』は、錦戸にとっても俳優としてのライフワークとしたいところでしょう」(前出・夕刊紙記者)
「トレース」続編の有無は、今後の錦戸の芸能活動を左右するかもしれない。
(津田昌平)