4月2日、今年度後期放送のNHK連続テレビ小説「スカーレット」の撮影がスタート。4日には主演の戸田恵梨香と、その幼なじみ役の大島優子が双方30歳にして“15歳”を演じる際の姿を披露したのだが、見方によってその評価が大きく分かれているようだ。
「この日は、舞台となる滋賀県で撮影が行われ、戸田が演じる中学卒業を控えた川原喜美子が、就職予定の『丸熊陶業』に挨拶に行く前に大島演じる熊谷照子と雑談をするシーンなどが撮られました。その際、戸田はセーラー服、大島は白のブラウスにピンクのカーディガン姿という幼い衣装で現れたのですが、見学者や取材陣さえ、無理がある感じに苦笑いといった具合でしたね」(マスコミ関係者)
戸田はこの日の撮影を振り返り、15歳役を演じることについて「不安はあったんですけど、実際完成してみると『15歳イケるな』と確信しています」と胸を張っていたが、やはり〈さすがに無理がある〉〈老け具合が強調されてイタイ〉など、SNS上でも酷評が目立っていた。
「NHK連続テレビ小説の場合、幼少期は大抵、子役を使う傾向にあるのですが、15歳という微妙な時期だったために本人でいく話になったのでしょう。2人も実は内心、オイオイという感じは持ったかもしれません。ただしブーイングの一方で、《昭和っぽくした髪形といい、一部ファンにはたまらないコスチューム》といった、意外な反応もチラホラ見える。この15歳設定がドラマ上、何回分で放送されるのかはわかりませんが、ファンにとってはある意味貴重な映像となるかもしれません」(夕刊紙記者)
ともあれ早くも話題となっているだけでOKだろう。