昨年6月、すでに婚約中であることを表明したイケメン力士の勢(32)と女子プロゴルファーの比嘉真美子(25)。「誕生日の10月11日にバースデー入籍」と、二人は決めていたはずだが、ズルズルと月日は流れ、結婚式の話になると歯切れが悪く、口を濁す始末で‥‥。
女子プロゴルフツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(3月7~10日)で、比嘉は幸先よく優勝を飾った。スポーツ紙ゴルフ担当記者が話す。
「優勝した日が大阪場所の初日だったので、比嘉も場所を観戦して声援を送っており、一部の週刊誌は『場所後に入籍か』と報じたものでした。でも、アキレス腱を痛め、力士生命にも関わる蜂窩織炎(細菌感染症)も患っていた勢は、2勝13敗と大きく負け越してしまった。昨年に入籍を見送った際、2人は『成績のいいタイミングで入籍したい』と話していたので、結婚は勢の回復待ちかと。比嘉は15年の大スランプ時期に自分が支えてもらったという思いが強いので、なおさらのことです」
2人が初めて出会ったのは、その15年5月のことだった。
「比嘉はマスコミ関係者と両国国技館で初観戦し、勢を紹介された。勢が16年の5月場所で新関脇に昇進すると、夏から真剣交際が始まり、翌年はまさに順風満帆でした。勢が3月に年寄名跡『春日山』を取得すれば、比嘉も8月に1000万円ほどの婚約指輪を受け取ったあとに4年ぶりのツアー3勝目を挙げて完全復活を印象づけた。比嘉は不調時を見守り続けてくれた勢にメロメロで、引退後、部屋の女将さんになる可能性について聞かれた時も『大いにあると思います』と満面の笑みで答えていました」(スポーツライター)
比嘉サイドからすれば、勢がケガに苦しむ今こそ支える番であり、入籍が延びても致し方なしだが、勢サイドは様相が異なるという。スポーツ紙デスクが明かす。
「三月場所を比嘉が観戦に来た時、勢の取材対応が別人のようだったんです。『ありがたいです』『頑張ります』と話すぐらいで、入籍時期の話になると『(今は)場所中なんで』と口を閉ざし、部屋関係者も『本人に聞いて』と、だんまりを決め込んでいた」
場所後も、ケガの完治が先決で入籍どころではないようだ。来場所は幕内陥落が濃厚という事情もある。
一方の比嘉も、初優勝の翌週から一転して調子を崩している。不調の理由からは、ここに来て重大な局面を迎えている気配がうかがえるのだ。スポーツ紙大相撲担当記者が明かす。
「後援会関係者からの『もう、そっとしてあげてくれ』という声だけでなく『すでに終わった話だからって聞いたよ』と教えてくれた角界関係者もいます。比嘉プロが20年の東京五輪を目指す中、勢は早期引退の可能性があるだけに、秘密裏に婚約解消を進めているのかもしれません」
こうした憶測も流れるが、比嘉のマネージメント会社はこう回答した。
「プライベートのことなので、本人たちに任せており、お答えしかねます」
勢の所属部屋も同様に答えた。
「ケガは順調に回復しております。交際状況、入籍時期に関しては本人たちがブログに書いているとおりで、それ以上は申し上げられません」
長すぎた春とならなければいいが──。