3年前に「四十路の恋」を実らせ、片岡愛之助(47)と結婚した藤原紀香(47)。おしどり夫婦と言われるほど仲のいい二人だが、紀香には夫には知られたくないある作品が存在するのだった。
「梨園では『舞台は夫の仕事場、ロビーや客席は妻の仕事場』と言われますが、新婚当時の紀香は自分が主役のように派手な着物でふるまい、評判がよくなかった。今では着物も地味になり、愛之助の公演のチケットを売るため、関係者に頭を下げてサポートしています」(梨園関係者)
梨園妻と女優業の二足のわらじを続ける紀香は、アニメ放送50周年を記念した「サザエさん」(9月公演予定)の舞台化で、サザエ役に抜擢されるなど、順調な様子。それどころか、結婚後にも体当たり“艶技”に挑戦している。
梨園関係者が驚愕したのは、17年12月21日から2週連続で放送された「眠れぬ真珠~まだ恋してもいいですか?~」(日本テレビ系)でのこと。更年期障害に悩む45歳の独身女性を演じた紀香は、17歳年下男とのベッドシーンに挑んだ。
「濃厚なキスをしたあと、推定Fカップの右の乳房を吸われながら左の乳房を揉みしだかれる。男の手のひらで乳首はうまく隠れていましたね」(テレビ誌記者)
梨園妻のエロボディは令和に語り継ぎたいところだが、実は紀香にはプロフィールから葬り去ったB級女優時代の作品があった。それは97年に製作された「なにわポリス・ストーリー 道頓堀いてまえ警部」(ジーダス)。主役の鷲花警部をダンカン(60)が務め、ヒロインの紀香はミニスカコスプレの新人婦警役で出演している。
舞台となった大阪府警・道頓堀署では、連続婦女暴行事件が発生。その最中、紀香がパトロールをしていると、目の前にワンボックスカーが停車し、3人組の犯人に誘拐されてしまう。
「警察にこんなことをしてもいいと思ってるの!」
最初は強気な態度を見せていた紀香だったが、走行中の車内で押し倒されると、
「やめてぇーーー」
と恐怖におびえた表情を浮かべて叫び続ける。が、非情にも制服を引きちぎられ、白いキャミソールがあらわに。豊満な胸にレイプ魔が欲情し、いよいよ覆いかぶさって強引に股を開かせようとした瞬間、ダンカンが助けに入るのだった──。
迫真の演技を見せたのに、なぜ公式プロフィールに載せていないのか。芸能ライターの尾谷幸憲氏はこう読み解く。
「当時は、格闘技イベント『K-1』のメインキャスターや民放ドラマに出始めた時期で、クライアントに気を遣ったのかもしれません。また作品の監督がロマンポルノで活躍していたことも考えられます。昔の映画は、現場のノリで過激な演出を求められることがあり、作品ではカットされているけど、もしかしたら嫌な記憶があって封印した可能性も。ただ、どんな作品内容でも再販を希望します。私はどんな紀香でも受け入れるので!」
このまま「幻」の作品になってしまうのか。