トップ女優にして執拗なカメラ包囲網にも憶さない石原だが、その裏には、あるスキャンダルが大きく影響しているという。
「実はデビュー間もない頃に交際していたマネージャーと自転車に2人乗りする姿を写真誌に押さえられてしまった。もちろん身内のタレントに手を出したこのマネージャーは即刻トバされましたが、当時19歳でまだまだ売り出し中だった石原にもお灸が据えられました。それ以降、たとえ写真が撮られても女優として恥ずかしくないように、身だしなみや立ち居振る舞いを堂々とするように変わったのです」(芸能デスク)
たかが熱愛スキャンダル一つでは吹き飛ばない不動の人気を得たのは、こうした心構えがあったからのようだ。
一方、石原と双璧の人気を誇るのが、彼女の先輩にあたる綾瀬はるか(34)だ。芸能デスクによれば、
「最近では、港区広尾の個室焼き肉店で食事したところを写真誌に激写されています。店から出てきた綾瀬はカモフラージュのメガネを着用したものの、満腹になって油断した表情が撮られています。もっとも、食事の相手はスタッフと思われる女性で、焼き肉デートではありませんでした」
現在は、大河ドラマ「いだてん」で、主人公・金栗四三を支える妻役として活躍中だが、プライベート面に男の影は皆無と言っていい。
「正直言うと、綾瀬の生活圏はかなり狭い。写真誌に撮られた和食店では今でもたびたび目撃されているし、昨年冬、港区のジムでは、トレーニングでみっちり汗を流したあとのくつろいだ姿を撮られています。仕事以外はもっぱら家にいるか、ジムと外食ぐらいでしか外に出ていないのではないか」(パパラッチ)
ツーショットをふんだんに配給する石原に比べ、熱愛写真が少ないのが綾瀬の特徴。それもそのはず、綾瀬のガードの堅さは、カメラマン泣かせで有名だというのだ。
「以前にドラマ『JIN‒仁‒』(TBS系)での共演をきっかけに大沢たかお(51)との熱愛が報じられた際も、ツーショット写真は撮られていません。ただ、大沢のマンションに綾瀬の車が入ると、マンション周辺を大沢の関係者が見回りしたため、2人の交際が発覚したのです。もちろん、そのあとスポーツ紙で交際が報じられた松坂桃李(31)とは、ツーショットどころか密会の目撃談すら出ていない」(芸能デスク)
みごとなまでのスキャンダル完全封殺ぶり。とはいえ、こうした監視網をかいくぐり、30代のオンナとして潤いの時間を過ごしているのは間違いない、と彼女をつけ狙うカメラマンはこう口をそろえる。
「生で見るはるかちゃんの肌は羽衣をまとった天女のようなみずみずしさです。決してCMで出演する化粧品の効果だけでなく、精神的な安定剤となる男がいるに違いない。売れっ子女優ほど仕事は舞い込み事務所の言いなりで、まさに馬車馬のごとく働かされることになる。仕事で忙殺されると自分を大事にする相手、支えてくれるいとしい人の存在が不可欠になる。本人は否定しますが、天然の彼女は自由に遊ばせてくれる年上タイプが好みです。忙しい仕事の合間に自由な時間を持っているはず」
自宅マンション、撮影スタジオ、夜の街など、トップ女優を張り込む監視網は常に臨戦態勢で稼働しているのだ。パパラッチがうそぶく。
「有名人といえども泥酔すればハメを外すことは珍しくない。いちばん多いのが酒を飲んで盛り上がった勢いで、始めちゃうケース。暗がりの道端でブチュッと路チューをかますこともある。顔が割れた芸能人同士でよく使われるのが車での逢い引きかな。最近でも女子アナが車で竹林に突っ込みコトに及んだことがあったけど、その昔、仕事帰りのグラドルが自宅そばの公園に必ず立ち寄った。しばらく路駐したあと、車から出てきたマネージャーが公園のゴミ箱に生ゴミを捨てに出る。その独特のニオイで黒張り車内の様子がうかがえたということもあった。トップ女優の2人だって、いつ何時激写シーンが待っているかはわからないからね」
ツートップ女優は陰で、その一挙手一投足を臨戦態勢で見張るパパラッチの監視下に置かれているのだ。