ゴールデンウィークの影響だったのか。4月28日放送の大河ドラマ「いだてん」(NHK)第16話が過去の大河ドラマ視聴率ワースト記録を更新してしまった。
これまでは2012年11月18日放送の「平清盛」が7.3%という不名誉な記録を残していたが、新たに「いだてん」が7.1%という数字を叩き出した。翌週5月5日に放送された第17話も7.7%と7%台を記録。ネット上では「たけしとクドカンが共演する缶コーヒーのCMがますます現実味を増してきた」といった声が聞こえる一方で、「にどてん」なる言葉も聞こえてきているという。
「これは『いだてん』を1日に2度連続して視聴するという意味です。NHK総合では日曜夜8時から放送される大河ドラマですが、NHK BSプレミアムでは同日夜6時から放送されるため、両方の放送時間帯で2度見る『いだてん』だから『にどてん』。そこまで惚れ込んでいる視聴者たちからは、『こんなにおもしろいのにどうして視聴率が伸びないんだろうか』『大河ドラマというより朝ドラっぽいからダメなのかな』といった声があがっているようです」(テレビ誌ライター)
どんなに視聴率が悪くても「にどてん」までする熱いファンがいる限り、脚本の宮藤官九郎も最後まで頑張って駆け抜けるに違いない。