NHK大河ドラマ「いだてん‐東京オリムピック噺‐」が低視聴率にあえいでいる。
2月10日放送の第6話で視聴率9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、大河ドラマ史上最速で2ケタ割れに陥ると、同月17日の第7話も9.5%とさらに落ち込んでいる。
これを受けて、同局の木田幸紀放送総局長は会見でPRや解説番組など、さまざまな形での“補強”も視野に入れる発言を口にした。
そうした中、注目を集めているのが「いだてん」と同じく宮藤官九郎氏の脚本で13年に放送され、社会現象を巻き起こした朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の主演・のんの投入だ。
「同じクドカン作品ということで、『いだてん』には、『あまちゃん』に出演していた俳優陣が多数出演しており、放送前からのんのサプライズ出演も噂されていましたからね」(テレビ誌編集者)
だが、のん投入のハードルは想像以上に高いようだ。
「のんは、昨年10月に一部写真週刊誌で、移籍騒動で対立関係にあった元所属事務所と接触している様子を報じられました。これにより一部で和解も噂されましたが、実際のところは密会がバレたことに元所属事務所が不信感を募らせる結果になった。いまだに両者の関係は改善されていませんからね」(スポーツ紙芸能デスク)
はたしてのんが窮地の「いだてん」を救う女神になる日は来るのだろうか──。
(しおさわ かつつね)