去る12月14日、NHKは1月6日にスタートする大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」での新たな出演者を発表。星野源、松坂桃李、松重豊の3人が記者会見に登場し、そのほか、小泉今日子、永島敏行、柄本時生の名前が発表された。
小泉今日子は、ビートたけしが演じる古今亭志ん生の長女・美津子を演じるのだが、過去には今作と同じ宮藤官九郎が脚本のNHK朝ドラ「あまちゃん」にも登場していた。そのことから、今回のキャスティングにザワつく声が上がり始めている。
「『いだてん』では、宮藤、小泉のほか、すでに監督の井上剛、音楽の大友良英、出演者でも橋本愛、杉本哲太、ピエール瀧、松尾スズキ、古舘寛治、荒川良々、平泉成などが“あまちゃんファミリー”。今後発表される出演者もファミリーから選ばれる可能性は少なくないでしょう。となると、注目は『あまちゃん』で主人公を演じたのんが登場するのかどうか。『いだてん』制作サイドはのんの出演を希望しており、のんも出演したい。そこで、所属か離脱かでもめ続けていた事務所と手打ちに動いたのか、のんが事務所と会合をもうけたことを昨年10月下旬に『FRIDAY』が報道。その際には、のんを『いだてん』で前畑秀子役として迎え入れるとまで書かれていました」(芸能ライター)
当の前所属事務所は「FRIDAY」発売前日の18日に、のんと面会し、のん側から、「過去についての謝罪」があり、「マネジメントを再度依頼したい旨の要望」があったことは認めたが「何ら解決には至っておりません」とコメントしている。まだ、乗り越えるべきハードルがありそうだが、はたして「いだてん」での“あまちゃん”復活はありえるのか。