第36話までの平均視聴率は22.0%と高成績の朝ドラ「なつぞら」(NHK)で主演している女優の広瀬すず。彼女が2年前からコラボしているファッションブランド「earth music&ecology」の春夏物の新作の中に“デザイン泥棒”の疑いがあると5月16日発売の「週刊新潮」が報じている。
それによると、若手デザイナーの江角泰俊氏のブランド「EZUMi」が今年の春夏商品として発表したワンピースに酷似したデザインが「earth」からも売り出されたという。
江角氏の商品は、黒地のクルーネックのノースリブワンピの脇部分が、淡い紫系ピンクのプリーツ(折りひだ)があしらわれている。一方、広瀬の商品は、違いらしい違いといえば半そでがついたワンピースという点だけ。実によく似たデザインなのだ。
「earth」の公式サイトには、問題のワンピースを着た広瀬と、その原画を思わせるデザインイラストが掲載されている。
「そもそも、小学生のいたずら書きのようなデザイン画と出来上がった商品が違いすぎますね。脇の素材切り替えも、プリーツというよりはチェック柄を入れたかったように見えます。広瀬のぼんやりとした原案をもとに、プロのチームが作っているんでしょう」(ファッション誌記者)
芸能ライターは「所属事務所のコメントがひどい」としてこう話す。
「広瀬の事務所は、江角さんの作品が世に出る前に広瀬はデザイン案を出していると前置きして、さらに『盗作とおっしゃりたいのかもしれませんが、世に出ればバレるのに、そんなことをするわけがないじゃないですか…』と、ヤケに強気なのです。最後は両者を比べた印象を問われ、酷似していること自体を認めてはいますが、こんなつっぱねるかのような対応は事務所だけでなく広瀬のイメージも悪くさせることになりかねません」
ドラマは絶好調なのに、「嫌いな女優」の企画ではたびたびランクインしてしまう広瀬。このように周囲の大人が足を引っ張っている部分もあるのかもしれない。