注目度では宇垣に劣るものの、フリー転向後、次々と古巣以外の局にも活躍の場を広げているのが、吉田明世(31)だ。放送作家が語る。
「すでに4月から『噂の現場急行バラエティーレディース有吉』(フジテレビ系)のレギュラーを獲得するなど順風満帆。17年末に妊娠が発覚し、産休中にフリーになることを考えて相談したのが、元朝日放送で現在はフリーの赤江珠緒(44)だった。もともとは赤江がTBSラジオでレギュラーを務める『たまむすび』を産休中、ピンチヒッターで出演したのが縁で急接近。最終的に現在の事務所のアミューズも紹介してもらったとか。個人事務所で完全フリーの赤江ですが、面倒見がよくて、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の後任だった宇賀なつみ(32)がフリーになった際にも相談に乗るなど、『赤江会』は今やフリー志願の女子アナの駆け込み寺になっている」
中でも「赤江会」の構成員ではないものの、頻繁に相談に乗ってもらっていたのが、テレビ朝日を4月5日付で辞めたばかりの小川彩佳(34)だ。TBS関係者の話。
「小川は6月からTBSの『NEWS23』のキャスターになることが正式発表されたが、直前までかなり悩んでいたそうで、最終的に赤江にも相談したようだ。TBSはかつて、NHKの有働由美子(50)に食指を伸ばしていたが日テレに負けて、目新しいキャスターを探していた。そこで白羽の矢が立ったのが小川。以前から雨宮塔子(48)がフランスへの帰国を望んでいたので、早い段階での決定となった」
しかし、これに怒り心頭なのが、TBSのベテラン女子アナ陣。週刊アサヒ芸能でも岡村仁美アナ(36)が周囲に不満をぶちまけていたのをスクープしたが、他にも出水麻衣アナ(35)なども報道キャスターとして「NEWS23」への返り咲きが宿願だっただけに、かなり落胆しているという。もっとも、TBS側は女子アナの抜擢には慎重な姿勢のようで、
「アイドルアナや女性キャスターの育成には否定的で、フリーアナの起用に積極的な編成方針です。実際、赤江率いる『赤江会』のメンバーはもちろんのこと、赤江と同盟関係にあるセント・フォースの川田裕美(35)や新井恵理那(29)のベテラン勢も出演機会が多い。局アナとの摩擦が懸念されそう」(女子アナウオッチャー)
小川投入で、TBSの女子アナとフリーアナのバトルは一触即発の様相を呈している。