小川の古巣のみならず、夜のニュース戦争を繰り広げる各局も、躍起になって「小川対策」を講じている。日本テレビ関係者が語る。
「小川参戦の影響をモロに受けるのが『NEWS23』と放送開始時間がかぶる『news zero』。MCの有働由美子(50)は『せっかく調子が上向いてきたのに勘弁してよ~』と冗談めかしながらも、番組スタッフに偽らざるホンネを漏らしています」
昨年10月に有働がキャスターに就任して以来、視聴率低迷が報じられていたが、最近は視聴率2桁超えを連発しているという。さらなる視聴率アップへ期待が高まる中での、思わぬ強敵の出現となったわけだ。
「局内では、対・小川バトルの切り札と目されているんですよ」
と、日テレ関係者がアテにするのは、同番組でアシスタントキャスターを務める岩本乃蒼アナ(27)だ。その背景には、外見の目覚ましい変化があるという。
「もともとナチュラルメイクでしたが、このところ大人の色気漂う深夜向けメイクにイメチェンし、視聴者のみならず局の幹部たちからも『こんなに美人だったのか』と大好評なんです」(日テレ関係者)
劇的イメチェンのウラには、やはり小川の影響があったようで、
「彼女がイメチェンを果たしたのがちょうど小川の『NEWS23』入りが報じられた頃。そうしたことから、岩本アナが小川との決を見据えてレベルアップを図ったとの見方が強まっているんです」(日テレ関係者)
もはや小川に負ける気はzero!?
一方、この春に三田友梨佳アナ(32)をメインに抜擢し、「FNN Live News α」をスタートさせたフジテレビでも、小川の話題で持ちきりだ。フジ関係者が語る。
「小川の投入で、これまでジリ貧だった『NEWS23』が息を吹き返す可能性は高い。ただ、話題性だけで数字が取れるのは、せいぜい1カ月とみています。視聴者が飽きる前に実績を残せるかがポイントとなる。そういう意味では、7月の選挙特番が試金石になるでしょうね」
衆参ダブル選挙となる公算も浮上している今夏の選挙だが、ここでの選挙特番でも「対・小川」の必勝プランが。
「TBSとしては当然、小川を起用してくるはずですが、それを迎え撃つべく、フジでは“夜の顔”の三田友梨佳アナと“夕方の顔”である加藤綾子(34)のダブル起用が内定している。局内では、『選挙特番で小川が出てきてもダブルスコアで勝つ』と盛り上がっていますよ」(フジ関係者)