犯罪組織集団のパーティに“闇営業”と疑われるような状況で参加していたお笑い芸人たち。首謀者であるお笑いコンビ、カラテカの入江慎也は所属事務所を事実上の解雇となったが、ほかの参加者は厳重注意までで、ひたすら謝罪の日々だ。
4年前の出来事でよく覚えていないと言いながら、口をそろえて「ギャラはもらっていない」と、金銭授受の有無についてはしっかり覚えているところが不思議な気もするが、参加芸人の中で最年長、かつ最も売れっ子なのが、お笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之だろう。6月13日発売の「女性セブン」では、問題のパーティの新たな動画を入手。当日の宮迫の、さらに詳細な言動を掲載している。
「記事によればパーティは犯罪組織グループの忘年会と“会長”と呼ばれる男性の結婚披露宴を兼ねていたようです。宮迫が1曲熱唱すると“会長”の新妻が宮迫に抱きしめてほしいと懇願。宮迫は“会長”のOKをもらうと、『結婚、おめでとうございます!』と新妻を抱きしめたのだとか。さらに、宮迫は『せっかくなので、ぼく「アメトーーク!」っていう番組やってまして。お2人をぜひ、ご招待したいと思いまして』と、サプライズなプレゼントを提案。その後、参加した芸人を集合させ、全員で記念撮影したそうです」(芸能ライター)
03年4月にスタートし、放送時間の変遷を経て、今なお放送されている人気バラエティ番組「アメトーーク!」(テレビ朝日系)には、結局、2人を撮影現場に招待することはなかったそうだ。が、毎回、登場する芸人が変わるこの番組の撮影現場に、鶴のひと声で招待できるとすれば、番組MCである宮迫しかおるまい。可愛がっているとはいえ、後輩の芸人に呼ばれて参加し、1曲歌い上げるわ、奥さんを抱きしめるわ、番組に招待するわ、みずから率先し芸人を集合させて写真に収まるわ…。ギャラなしでここまでするとは、さすが人気者。記事によれば、宮迫の「アメトーークに招待したい」発言のあとに、入江が「いいんですか、本当に」と確認すると、「大丈夫です」と言い切ったという。そこまで“会長”と親しかったのかどうか、あらためて宮迫の説明を聞いてみたくなる。