芸能評論界の織田祐二氏がホゾをかむ。
「実に惜しい。綾瀬の代名詞といえばバストの揺れでしょう。映画『プリンセス・トヨトミ』で幾度となくバストが激震する演出はアッパレでした。水浴びシーンで手応えをつかんだNHKなら、ファンの期待が『爆揺れ』にほかならないことを知っているはず」
ハードル走、砲丸投げ、棒高跳び、綾瀬の胸揺れが見られるなら日曜夜が天国になったはずだが、長期間のドラマだけに、先行して撮影が進む大河ドラマでは軌道修正ができなかった事情もある。
「大河の第1部は6月23日放送分で終了。綾瀬の出番も終わります。つまり第2部に切り替わっても『いだてん』の低空飛行は既定路線。このままでは、総集編でお茶を濁し、回数を2回程度削減する打ち切り案まで浮上しています」(NHK関係者)
もはや綾瀬のおっぱいの持ち腐れで終わりそうな形勢なのだ。
「例年、大河は9月に撮了となりますが、今回は海外ロケや中村勘九郎のスケジュールのため撮影が早めに進んでおり、ほぼ撮影済み。そのため、すでにドラマの中ではテコ入れしようにもあとの祭り状態です。しかし、幸いにも来年の東京五輪を目前にして関連イベントが多く、ドラマに出演する役者への出演依頼が舞い込んでいるので、かろうじてそこで番組をPRするしかない状態です」(NHK関係者)
早くも来年の再放送頼みというからお先真っ暗だ。
一方、快進撃を続けているのが朝ドラ「なつぞら」のヒロイン、広瀬すず(20)だろう。戦争孤児・なつは父の戦友に拾われ、北海道の牧場で育てられる。やがて生き別れた兄の暮らす東京へ上京し、アニメーターを目指すという物語だ。
「北海道の厳しい自然環境の中で、純朴ながらもやや勝ち気な美少女に成長するヒロインが広瀬のイメージにピッタリだと好評です。一家の祖父役の草刈正雄(66)の頑固じいちゃんぶりが大反響で、特になつとの血のつながりを越えた家族愛あふれる別れのシーンでは多くの人の涙を誘いました」(芸能デスク)
また、今回で朝ドラは通算100回を記念し、「ひまわり」(96年)の松嶋菜々子(45)、「おしん」(83~84年)の小林綾子(46)、「純ちゃんの応援歌」(88~89年)の山口智子(54)、「ちりとてちん」(07~08年)の貫地谷しほり(33)など歴代朝ドラヒロインが登場する豪華なキャスティングが好調キープの一因ともなっているが、それだけではない。5月中旬、NHKのそば、渋谷センター街の飲食店でドラマ出演者が集う懇親会が開かれた時のことだ。
女性誌記者が証言する。
「すずちゃんは大人っぽい黒のワンピース姿で会場に登場しましたが、服の上からでも肉づきのよさがうかがえました。実は、姉のアリス(24)さんは下着CMなどお色気仕事を解禁していますが、すずちゃんはいまだに事務所から極力、肌見せを禁じられているのです。それでも、服の下の膨らみは姉に負けないDカップくらいには成長して注目を浴びていました」