とりわけ「シカゴ」屈指の名シーンと誉れ高い場面は、側転シーンだ。舞台では股下5センチの超絶ミニワンピース姿の米倉が、クライマックスでぐるりと回転すると、ストッキング着用ながらレオタード越しにスジが浮かび上がり、スポットライトを浴びるのだ。尾谷氏が解説する。
「側転の開脚時に、スカートの中のハイレグの股間がお目見えします。当然、おみ足にはパンストを着用。形式は違えど、公衆の面前で『くぱあ』を披露しているんです。米倉さんは演技力はもちろんのこと、スタイルもルックスも含めてすばらしいものを持っていますが、この『開脚くぱあ側転』からは運動能力の高さもかいま見えるため、いったい夜はどんな運動をされているのか想像してしまうほど。四十八手のいくつかをこの舞台で見せてもらっている感じです」
また、別のシーンでは、黒のレースで腕から肩口の肌が透けたボディコンを着用。新聞に自分のことが書かれているのを見つけ、大喜びで「YES!」と叫んだかと思いきや、「はあっ」と吐息をこぼす。背中がぱっくりと大きく開いたワンピースの後ろ姿を見せつけながら大股開きになり腰をゆっくり左右に振ってみせるあたりは、さながら騎乗位といったところか。四十路のいい女ならではのセクシーな艶技は一見の価値あり。
さらに劇中では、しなやかに肩をくねらせながら踊り、歌う姿もある。これぞ米倉エロスの総決算とも言える内容なのだ。
芸能関係者が明かす。
「米倉はもともとバレエ経験があるため、身体能力の高さには定評があった。加えて、1年ほど前から、趣味で習っているアルゼンチンタンゴにハマッたことでセクシーさにも開眼。磨きをかけているんです。アルゼンチンタンゴは男女がペアになり、リードする男性に女性が合わせて即興で踊っていくスタイル。お互いの呼吸を合わせて体を密着させながら踊る姿は、見ているこっちが照れてしまうほど色っぽい。さらに体型もメリハリのあるボディを手に入れて、ますます進化していますよ」
米倉本人は「踊れるようになったらどんな世界の人とも踊れる」と、舞台へのフィードバックも宣言。さらには露出狂を連想させる宣言まで飛び出している。
「趣味とはいえ、『シカゴ』へのさらなる意欲を感じるばかりか、家でも全身が映る鏡で全裸ボディを毎日チェックしているとか。肉体改造をすることでさらなる自信につながったようで、インタビューでも『今年はドンドン魅せますよ』と思わせぶりな発言をしていた。今後、肌の露出がますます増えるのではないかと期待してしまいます」(芸能記者)
いよいよ「ポロリ」も解禁か!?