その「驚きの歌唱力」に思わず耳を疑った?
芸能界復帰を目指す坂口杏里が去る6月30日に放送されたドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ)に出演。今年に入り、自身がボーカルを務めるバンド「杏里爆発」を結成している坂口だが、今回の密着ではライブハウスでのライブ映像も放送され、そのパフォーマンスが注目を集めている。
ライブシーンで坂口は「坂口杏里は爆発してるから『杏里爆発』になったんですよ。皆さん、どうですか? イエーイ!」と、バンド名の由来について説明。続けて、オーディションで決定したバンドメンバーがイケメンぞろいなことについても、顔で選んでいるという噂について否定。あくまで技術面を考慮しての選考となったと説明している。
肝心の歌のパフォーマンスでは、hitomiの代表曲「LOVE2000」を熱唱しているが、その歌声については手厳しい意見ばかりが目立っている。ネット上では「歌唱力が残念な意味で壊滅的に爆発してるよ」「これが音楽番組なら放送事故」「まじめに音楽活動している人に失礼」「よくこの歌声で歌手で活動していこうって気になるね」「歌手デビューを本気で狙ってるなら、ある意味、芸人の方がセンスはあると思うな」など、酷評の嵐だ。
「まず声も出ていなければ、明らかに音程が外れていましたから、これに関してはネット民が格別厳しいわけでもなく、素人のカラオケという括りで見ても上手とは言えないでしょうね。趣味でやるぶんにはいいでしょうが、本気で音楽家として生きていくのは、2世タレントというブランドを使ってもかなり難しいでしょう。オーディエンスへの煽り方もお世辞にもうまいとは言えませんでした。夜の接客業をやめるといいながらもやめられないことでも知られる坂口ですが、音楽一本で食べていくのは現状、到底無理でしょうから、なかなかやめられないのも納得ですよ」(エンタメ誌ライター)
もともと、「音楽は大の苦手」と話していた坂口。その苦手な音楽で勝負するというのが間違いかもしれないだけに、本気で芸能界復帰を目指すのであれば、もっと違った形を模索した方が実現への近道では?
(権田力也)