楽天・則本昂大が脂のノッた30歳手前の選手としては超異例となる、プロ野球史上最長タイの7年契約を結んでいたことが明らかになった。則本の“メジャー志向”は球界でも公然の事実として知られていただけに、球界内ではこうささやかれているのだ。
「すでに今オフのポスティング移籍を球団に半ば容認させていたとも言われます。翻意させるには、やはり相応の“残留マネー”が動いたと見て間違いないでしょう」(パ・リーグ関係者)
今年12月に29歳になる則本。契約終了の7年後にはピークが過ぎることは明白で、それはメジャー挑戦の夢が夢のまま終わることを意味する。そのため、引き留めに“球界最高年俸”が用意された、ともっぱらだ。先のパ関係者が続ける。
「則本はルーキーイヤーから日本一に貢献し、フル回転で活躍してきた生え抜きエース。現在の年俸は推定2億5000万円ですが、選手間でささやかれていることには、一気に2倍以上昇給しての年俸7億円、7年総額49億円プラス出来高の超大型契約だという線が濃厚です。一説にはインセンティブも含めば10億を超えるとも…。もちろん楽天は詳細を公表していませんが、こうした最上級の評価に則本の心が動いたようです」
年俸額をすべて公開するメジャーリーグと違い、日本球界では金額はあくまで“推定”のもの。しかも今回の場合、報道ベースにおいてはそれすら明らかにされていない。
それだけに、はたして則本が球界ナンバー1の年俸に躍り出たのかもわからない。今季の推定では巨人・菅野智之の6億5000万円が最高額とみなされてきたが、実は則本以上の契約を結んでいる選手がいるとまで聞こえてきた。
その詳細を、7月23日発売のアサヒ芸能8月1日号で徹底レポートしている。