セ・リーグ首位で独走する巨人で、エース・菅野智之に関する「近い将来の話」が球界内でまことしやかにささやかれ始めている。事情を知る巨人の球団関係者が語る。
「菅野は20年オフ、メジャーへ行くことになると思います。彼も巨人でいろいろと窮屈な“しがらみ”を感じているでしょうが、最終的に球団はこれまでの慣例を破ってエースの意思を尊重してくれるはずです」
驚くことに、このような見解を述べる球団関係者、巨人の内情に詳しい有識者が数多くいるのである。
ただし、順当にいけば、菅野の海外FA権取得は21年シーズンである。その前年にあたる20年オフにMLB移籍を果たすためには現実的な手段として「ポスティングシステム」を使うしかない。しかし、巨人は過去1度も、この制度を認めていない。松井秀喜や上原浩治も例外ではなかった。だが、球団内のパワーバランスに変化が生じていることによって“兆し”が見え出しているというのである。
7月30日発売のアサヒ芸能8月8日号では、その内情と人間ドラマについて詳しくレポートしている。