7月25日発売の「週刊文春」が、「新しい地図」として活動する稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾に対する、ジャニーズからの圧力問題に関する記事を掲載した。記事によると、メディアに圧力をかけていた主犯は、ジュリー氏の右腕的存在の嵐の元マネージャー・A氏だったという。
「今回、文春が取材したテレビ局の幹部によれば、元SMAP3人を番組で取り上げると、わざわざその番組名や尺の長さをリスト化したものを、嵐の元チーフマネージャー・A氏が持参し『なぜこうなったのですか?』と追及してくるそうです。その際、決して『終わらせろ』とは命令せず、『どっちなんですか?』と遠回しに追い込み、その後は証拠を残さないようリストを持ち帰るなど、徹底しているのだとか。A氏は、ジャニーズのキャスティングを担当しているため、テレビ局は従うしかなかったようです」(芸能記者)
そんな「新しい地図」といえば2年前、「GQ MEN OF THE YEAR 2017」の授賞式に登壇したものの、情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)では、不自然に3人だけが排除された編集で放送。これにMCの加藤浩次は、生放送中に「なんだよそれ!」と激怒し話題となったが、その裏では、ある共演者もスタッフに激怒していたという。
「『新しい地図』の排除に激怒したのが、同番組で“天の声”を担当する南海キャンディーズ・山里亮太です。『文春』によれば、打ち合わせの席でそれを知った山里は『一体どういうことですか!』と声を荒らげ、ブチギレたとのこと。そして本番では、台本になかった3人の名前を彼の判断で呼び上げ、現場はパニックになったそうです。山里は、バラエティ番組『ナカイの窓』(日本テレビ系)で中居正広と長年共演しただけでなく、SMAP解散の際は、スケジュールの都合で行けなかったライブに関して『一生後悔。あの日行けなかったこと』とラジオで語るなど、SMAP愛が強い。それだけに、局ぐるみで忖度しようとする動きに強く反発したのでしょう」(前出・芸能記者)
今後、加藤や山里のような男気ある人間が増えていけば、ジャニーズとテレビ局の関係にも変化が訪れるかもしれない。