女優の波瑠が番組の企画で催眠術を掛けられた際に、意外な姿を披露し、視聴者を魅了したという。
7月30日放送のバラエティ番組「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)に出演した女優の波瑠が、意外な姿で視聴者を魅了した。この日は3DCG映画の声優とした共演した佐藤健、有村架純とともに出演。ここで3人は、苦手な食材を克服できるという催眠術を体験することとなった。
催眠術師としても活躍するお笑い芸人「ありがとう」の細野哲平の施術により、有村は苦手なチーズを口にして成功し、佐藤はレモンを口に入れるも失敗。そして波瑠は、「サンドウィッチとかに入ってるじゃないですか。あれを抜いた後のもイヤなくらい苦手です」というきゅうりに挑戦したのである。
ここで細野が施術を始めると、波瑠は首をガクンと前に落として催眠状態に。そこから細野が「きゅうりの青臭い匂いがいっさいしません 口の中に入れてもとってもおいしく感じます」との暗示を掛けると、波瑠は大の苦手だったはずのきゅうりを口に入れ、何度も噛みしめてみせた。その時の波瑠の様子について、芸能ライターが振り返る。
「催眠術にかかっている波瑠は、ふだんとは異なる姿を見せていました。いつもは生真面目さを感じさせる彼女ですが、施術中はどことなくきょとんとした表情。苦手なきゅうりを鼻に近づけた時は『うん、きゅうりの匂いはする』と語り、口に入れてからも『ああ、こういう感じなんだ~』と、なぜかタメ口だったのです。ここでMCの後藤輝基が『おいしいの?』と訊ねると、目上の後藤に対して波瑠は『ああ、うん』とまるで子供のような相槌。さらに後藤が『食感とか大丈夫?』と訊くと、今度は『うん、食べれる』と、完全にタメ口で答えていました」
この施術中を除いては、周りに対して終始敬語で対応していた波瑠。それが催眠術にかかっている間は思いもよらないタメ口が飛び出し、視聴者を驚かせたのである。
「さらに波瑠は佐藤に対して『おいしい、食べてみな?』と呼びかけるなど、友達感覚の気さくな口調まで披露。ふだんから飾らない人柄で知られる波瑠ですが、その一方で落ち着いた雰囲気が持ち味ゆえ、不意に垣間見せたタメ口には妙な人間味が感じられました。それはまるで女優・波瑠が突然、旧知の友達になったかのようで、親しみやすい口調にファンも悶絶していたようです」(前出・芸能ライター)
波瑠の口調に「仲良しの女友達」をイメージし、ニンマリとした男子はさぞや多かったに違いなさそうだ。
(金田麻有)