吉本興業の闇営業が世間を騒がせる直前に、茶の間の話題を一瞬独占したのが、お笑いコンビ南海キャンディーズの山里亮太と女優蒼井優の電撃婚。世間は山里の奇跡の嫁取りに大盛り上がりして、アッパレなお手並みに拍手喝采したものだったが、おぎやはぎは違っていた。虎視眈々と狙いを定め、その日が来るのを待ち構えていた!?
それは7月25日深夜放送のラジオ番組「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ系)でのことのだった。お笑いコンビおぎやはぎの小木博明が山里に究極の選択を迫ったのだ。
「おぎやはぎの2人は、吉本の(闇営業問題などの)ゴタゴタを消すには、もっと大きな話題で消すのが一番と盛り上がった。そこでまず小木が熊切あさ美と不貞する案が飛び出しましたが、小木は熊切案を拒否。そして吉本所属の当事者である山里に直に電話をかけたんです。すると、電話口で一も二もなく大賛成し、後押しする山里は、『小木さん、お願いします。ぜひ不貞をして、我々のゴシップを吹き飛ばして下さい』と頼み込んでいました。すると小木は山里の新妻の蒼井を差し出すよう指名して、『蒼井優、すげぇ抱きたいんだけど。オレが蒼井優とヤレば、みんな救われると思う』とたたみかけたんです。公共の電波を使った無理くりな申し出に、『なんちゅうこと言うんですか。やめてくれよ』と山里は抵抗していましたね。そりゃあ、吉本に育ててもらった恩義は感じていても、まさか、そのピンチを救うために、ようやく射止めた新妻を、簡単には譲れないでしょう。山里は、『じゃあ、会社が潰れても全然いいや。大分裂だ、このままもう』とあっさり白旗を掲げてしまったんです」(ネットライター)
山里は7月31日放送のラジオ番組「山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ系)で、後日談を明かした。
「『メガネびいき』の生放送中、山里はたまたま自宅にいて、おぎやはぎからの電話に出たこと、ラジオを蒼井と一緒に聞いていたことを打ち明けてました。電話では、蒼井との不貞を阻止したことによって、おぎやはぎの2人から散々クズ呼ばわりされたものの、何とか電話を切ることができて、ホッと一安心したそうです。するとその時、蒼井が山里に、『ねえ…私、小木さんに抱かれなきゃいけないの?』とマジ聞きしてきたとか。山里は『抱かれなくていいですよ、そんなもん。無駄な心配事を増やさないでほしい』と、ラジオ越しに蒼井にむかって絶叫していました」(芸能ライター)
それにしても、会社のために妻を先輩に差し出すとは、小木の要求はまるでヘタなピンク小説でも読んでいるようだ。独身時代は魔性の女と呼ばれるほど、共演俳優を翻弄してきた蒼井。まさか結婚してから、無理難題が降りかかってくるとは思いもしなかったに違いない。
(塩勢知央)