昨年7月、出演していた新井浩文被告が逮捕されたことで公開が見合わせとなっていった草なぎ剛主演映画「台風家族」が、予定から約3カ月遅れの9月6日に公開されることが決定。これに、関係者の安堵とともに草なぎのファンからも喜びの声があがっている。
「3週間限定での公開とのことですが、この作品で新井は、草なぎの弟という重要な役で多くのシーンに出演しており、カットや差し替えなどはせずに公開するそうです。すでに延期が発表されてから6カ月が経過しており、つい最近までお蔵入りの可能性も囁かれていたことから、急転直下で決定した感はありますね」(映画ライター)
これにSNS上では〈楽しみにしていた映画。公開が決まって本当によかった〉〈ツヨポンの演技が久しぶりに見られる〉〈新井に罪はあっても作品には罪はない〉と歓迎の投稿が多くあがっているのだが、タイミングがタイミングだけに、様々な憶測が流れているのだ。
「公開延期が長引く中で、法律違反の薬物により逮捕されたピエール瀧が出ていた『麻雀放浪記2020』が編集なしで公開に踏みきった件も大きく影響しているでしょう。ただ、加えて囁かれているのが、7月17日にジャニーズ事務所による元SMAP3人への出演圧力疑惑が公取委に指摘されたことがNHKにより報じられた余波です。『台風家族』は、草なぎがジャニーズを退所以来、初の本格映画での主演であることから注目度が高かったのですが、圧力問題が報じられるや、『台風家族』公開もジャニーズの存在が足かせになっていたのでは、といううがった見方も出ていた。そして、直後の公開決定ですからね。やはり、何らかの後押しになったのではないかともっぱらなんです」(芸能関係者)
真相は不明だが、今後、元SMAP3人の活躍の場が増えそうな気配であることは間違いなさそうだ。