俳優の永山絢斗容疑者が6月16日、法律違反薬物所持の疑いで警視庁に逮捕された。6月30日公開の映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編─決戦─」に主要なキャラクターの役で出演しており、予定通り公開されるのか注目されている。
そんな永山だが、逮捕について一部のファンからは「あの作品は呪われているのでは」などという声も出ている。それは2015年に放送されたドラマ「64(ロクヨン)」(NHK)だ。
「半落ち」や「クライマーズ・ハイ」で知られる横山秀夫氏による同名小説を原作に、「土曜ドラマ」で全5回にわたって放送されたドラマで、平成27年度文化庁芸術祭賞大賞(テレビ・ドラマ部門)を受賞。高い評価を受けた。
だが、放送後は出演者に問題が相次いだ。19年2月、主人公の部下を演じた新井浩文が強制性交容疑で逮捕されると、約1カ月後には主役の警察官を演じたピエール瀧が法律違反薬物で逮捕された。
永山は同作品に新聞記者として出演。警察と真っ向から対立する重要な役を担った。同ドラマから逮捕されたのはこれで3人目。呪い説が出てしまうのも仕方がないだろう。