〈ご迷惑をおかけしていたなら申し訳ありません〉
8月17日、珍しく自分のツイッター発言について謝罪したのは、米メジャーリーグ・カブスのダルビッシュ有だ。
7月末、「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演したマツコ・デラックスが、NHKから国民を守る党について「ただの気持ち悪い人たち」とヤユしたことに対し、同党党首の立花孝志氏が猛反論。マツコや番組に謝罪を求めるとともに、番組スポンサーの一つであるシウマイの「崎陽軒」の商品の“不買運動”動画をユーチューブに上げたことに、16日、ダルビッシュが〈崎陽軒に罪はない気がする〉とツイッターで触れ、これに同党の上杉隆幹事長が反応した。
「上杉氏はダルビッシュの発言に《少し疑問が残ります》と指摘。《崎陽軒に罪はないのならば、誰に罪があるのでしょうか?》としたうえで、《一方的に特定の人物を批判する暴力的なタレントを使う》と、公共の電波を使って放送される、その番組スポンサーの問題点を明示したんです」(ネットウオッチャー)
これにダルビッシュが冒頭のコメントに続き、〈自分はその辺詳しくないのでなんとも言えません。ただ崎陽軒がかわいそうな気がしたのであのようにツイートしました〉などと、謝罪を綴ったのだ。
「ダルビッシュとしては、党幹事長から直に指摘されたことに少々面食らったのと同時に、マズイところに触れたと直感し、らしくもなく即、謝った面もあるのでは。こうした経緯にネット上では、《誰にでも噛みつくな》としたN国党をヤユする声とともに、《ダルは野球のことだけ言っとけ》とした意見も多くありましたね。ダルビッシュは最近、高校野球のありかたについて連発でツイートし、“的を射ている”と称賛を浴びていますが、一方で野球以外の世間での話題に触れたツイートについては、評判がよろしくない。ファンとしては、あくまでメジャーで活躍するダルビッシュに興味があるのであって、関係のないところでヘタは打ってほしくないという思いがあるのでしょう」(夕刊紙記者)
今回の件で少々懲りたか。