バラエティ番組のひな壇に欠かせないのが、華となる女性タレント。ところでこの春は、各局「現状維持」のスローガンを掲げているため、改編後もひな壇の変化は少ないという。制作会社ディレクターが話す。
「各事務所がローラ(23)の次のハーフタレントを売り出そうとしていますが、やはりローラの座は揺るぎません。必ず笑いの取れる発言をし、現場では『困った時はローラに話を振れ』が合言葉ですから(笑)」
そして、お色気担当は相変わらず芹那(27)の一人勝ちだという。
「ムダにしゃしゃり出ず番組進行の邪魔をしない、という点ではローラよりも需要があります。それに美脚露出や『ん、もう!』の声とともに繰り出す得意のボディタッチの多さで、現場でも好かれていますね」(芸能記者)
唯一、ひな壇女王争いに下克上があるとすれば、AKB48の高橋みなみ(21)推しが始まっているということだとか。
「昨年の冬頃から『高橋を』というプッシュが始まり、現場は不思議がっていましたが、4月3日にソロデビューしたことでその疑問が解けました。彼女は女優も合わないし、かといってアイドルとしてもセンターポジションは無理。そこで、グループ内では『仕切り上手』だという彼女が、バラエティ進出を始めたのでは。AKBグループの「総監督」だけに、推しまくられたら使わざるをえない。ただ、頭の回転が速く気も利かせられる大島優子(24)のほうがバラエティ向きだというのが現場の評価。それに、AKBは何かとNG事項が多いですから、どこまでひな壇を制圧できるかは未知数でしょう」(前出・制作会社ディレクター)