間もなく始まる秋ドラマで注目を集めているのは、人気女優の高畑充希(27)と波瑠(28)。ヒットメーカーの2人が火花を散らす理由は、同世代のライバルだけではなく、ある「因縁」も関係し、もはや修復不能な状態にあった。
ドラマ関係者が明かす。
「これまで2人の不仲はほとんど報じられたことがありません。なにより、NHK朝ドラでは波瑠が主演した『あさが来た』は15年度下半期の作品で、16年度上半期は高畑主演の『とと姉ちゃん』が続き、恒例のバトンタッチセレモニーでは、笑顔で会話を交わしていました。しかし、若手の実力派枠の争奪戦を繰り広げる関係となった今では、まさに水と油なんです」
その「冷戦」が明らかになったのが、17年2月に開かれた「第41回エランドール賞」の授賞式のことだった。新人賞の表彰で波瑠と高畑がニアミス。そこで関係者をヒヤヒヤさせたというのだ。
「実は、この授賞式には現在も高畑と交際している俳優の坂口健太郎(28)も同席。交際のきっかけが『とと姉ちゃん』ということも手伝って、話題が集中しました。これを快く思わなかったのが、同列に並んでいた波瑠だったんです。高畑とはドラマ交代の顔合わせ以来だったので、カメラマンはツーショットを期待したものの、両者はまったく目を合わせない。拒否するどころか、波瑠は左側にいる高畑のほうすら一瞥もしなかった」(スポーツ紙記者)
スタッフもピリピリしていて、終始、不穏な雰囲気のまま。それを察した同じく受賞者のディーン・フジオカ(39)は、仲介するように波瑠と高畑の間に入ってにこやかな笑顔で場を和ませようとしたという。だが、波瑠がそこまで不機嫌になったのは、他にも理由があった。
「問題を深刻にしているのは、坂口の存在です。高畑交際以前には、波瑠とつきあっていましたからね。交際時期こそダブっていませんが、高畑と坂口の交際を聞いた時には心穏やかではなかったとか。プライベートでの私怨も2人の関係を悪化させているのです」(前出・スポーツ紙記者)
叩き上げで、4回目のチャレンジでようやく朝ドラヒロインの座を獲得した波瑠と、ピーターパンの主演など子役からのし上がった高畑。その経緯もまたライバル心に火をつけているともっぱらだ。
そんな中、秋ドラマで直接対決が実現。波瑠は「G線上のあなたと私」(TBS系)、高畑は「同期のサクラ」(日本テレビ系)でヒロインを務める。
「波瑠はバイオリン教室に通う設定なので、撮影前から猛練習を開始。一方で高畑は17年に主演を飾った人気ドラマ『過保護のカホコ』(日テレ系)の制作チームが再結集し、チームワーク抜群で高視聴率の期待が高まっています」(前出・ドラマ関係者)
授賞式の場で「三角関係」の苦渋を味わった波瑠のリベンジなるか。