AKB48の元メンバーでタレントの西野未姫が9月26日に放送された「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演し、アイドル時代のファンについて語り、話題になっている。
この日のテーマは「毒舌芸能人SP」。AKB時代に「握手会はゲロ吐くほど嫌い」「AKBのファンは歯が溶けている」、そして、握手会にくるファンは8割が女性との営みが未経験だという意味の暴言で炎上している西野は、「すごく反省しているんですけど、AKB時代どうでしたか? とか、ファンの人はどうでしたか? と聞かれた時、思った通りに私は言ってたんですよ。握手会も『手が疲れちゃって大変でしたと』か、思ったままに言いました。そしたら、どんどん炎上しちゃって。今はとっても反省しています」と発言。
「歯が溶けている」について浜田雅功から説明を求められると、西野は「私と握手しに来る人は歯がとろけちゃってるんですよ」と力説。
さらにファンの8割が女性経験がないについては、自身の予想だと語った西野は、ファンについてさらに「握手会に来るファンの人って、“フガフガ、シーハーシーハー”。女性に慣れてないからそうなっちゃうのかな」と、ファンを小馬鹿にするようなジェスチャーつきで説明。
さすがに、女性と未経験とは「限らんやろ」と、とりなす松本人志に対してさらに「彼女持ちの人は『未姫ちゃん、よろしくね』って感じなんですけど、相手がいないだろうなって人は…」と、またも“フガフガ、シーハーシーハー”と顔マネを繰り返し、浜田に止められた。
ネットでは西野の意見に賛同する声もあるにはあるが、〈西野のファンが減ったのは炎上とかじゃなくて、単に見た目がオバサン化したからだろ(笑)〉とか、ファンあってのAKBなのに、〈小馬鹿にした態度は良くないだろ(笑)〉と突っ込む声、さらには、「西野は下品な感じで苦手」「変に遠慮しないでぶっちゃけてるのは、偽善者ぽくなくていいのでは?」「さすがに浜ちゃんも引くほどのひどい発言だった」、そして、ファンは浮かばれないという内容の意見など、賛否両論が起きている。
「アイドル活動を卒業し、タレントとして芸能界でどう生き残っていくかを模索した時、西野さんが見出したのが今のキャラなんでしょうね。過去のファンを敵に回すようなスタイルは正直、諸刃の剣といえそうですが、元AKBでこのアクの強いキャラクターは貴重ですよ(笑)。意外と生き残るのではと思っていますけどね」(テレビ関係者)
西野が今後もバラエティ番組で求められるかどうかは、ひとえにこのキャラの強烈ぶりのサジ加減にかかっていそうだ。
(石見剣)