フリーアナの長谷川豊氏を巡って、またもやネットが炎上しているようだ。10月10日に開催されるチャリティーイベント「きみのうれしいが ぼくのうれしい Vol.1」にて長谷川氏が総合司会を務めることが発表されたのを受け、長谷川氏の起用に異を唱える声がネット上に広がっているのである。同イベントは、“いじめをなくし子どもたちの笑顔を守るための運動”を標榜する「ハートリボン運動」の一環として開催される。そんないじめ撲滅のイベントにて、「透析患者は死ね」発言や、日本維新の会の公認を辞退するに至った差別発言など様々な舌禍を持つ長谷川氏が起用されたことに、疑問を感じる人は少なくないようだ。
そんなお騒がせ男の長谷川氏が、最近世間をにぎわせた差別問題について自説をツイート。またもや波紋を広げているという。週刊誌記者が指摘する。
「お笑いコンビのAマッソが9月24日、《大坂なおみには漂白剤が必要。日焼けしすぎ》といった内容のネタを披露し、猛批判にさらされたのは記憶に新しいところ。この発言を巡っては本人たちと所属事務所が謝罪し、大坂選手自身が29日に《資生堂アネッサを使っているから日焼けなんてしたことないのに》というウィットに富んだ切り返しを見せたことで、事態は一応の収束を見せました。そんな話題に斜め上から斬り込んできたのが当の長谷川氏。彼は29日に《彼らの意識の中に差別意識なんてないと思う。だから守ってあげて欲しい》とツイートしていたのです。この期に及んで“差別意識なんてない”と言い放つ無神経さには心底アキレますが、大坂選手がツイートしたわずか1時間前だったという間の悪さもまた、長谷川氏らしいと感じてしまいます」
長谷川氏自身は、差別意識がないから問題ないと言いたいわけではないらしく、みずから〈教育に差別教育を入れていくべきだ。傷つく人がいると〉とも主張。〈でないと第2第3の長谷川某が誕生してしまうぞ〉と自虐的な言葉でツイートを締めくくっていた。そんな長谷川氏に、今必要なのは、不要な表現であらぬ誤解を招かないようにするための国語力なのかもしれない。
(金田麻有)