芸能

吉本興業社長が核心激白「紳助の復帰」(3)復帰に対する紳助の答え…

 心配は吉本興業のタレントも同様だった。特に紳助と同期の明石家さんまやオール巨人などからも、折に触れて、紳助を心配する声が大崎氏にも伝わっていた。

 マネジャーで現場を走り回っていた頃はともかく、ここ10年近くはタレントさんとゆっくり会って話をする機会もなかったんですが、昨年、さんまと久々に食事をする機会があって、やっぱり何かと紳助を心配してましたからね。「もし何かやるんやったら、何でもやるで! 特番でもしよか」とも言ってくれて。さんまが折に触れて紳助のことを笑いのネタにしているのも、さんまなりのエールだと思っています。

 その後、大崎氏が直接、紳助に会ったのは昨年8月のことだ。大阪にある紳助の自宅を訪ね、3時間近くさまざまな話をする機会があったという。

 用事があったというわけではないんですが、たまに電話やメールでのやり取りはあったけど、顔を見て話をしてなかったんで、本心を聞いてみたかった。

 紳助の部屋には英文が書かれた紙がびっしり貼られていて、英会話の勉強をしているようなんですが、「Yes I am」とか中学生レベルでね。「そこからかい!」とツッコミたくなるほどでした。

 芸人としてやり直すという話に関しても、こっちが予想してなかったくらいやる気がなかった。もう、「うっそ~! 全然やる気ないやん!」って驚くくらい抜け殻のようで、さんまにもきちんと報告してなかったな。紳助とはお互い長いつきあいだからテレもあるし、なかなか素直には言えない部分もあるとは思いますが、紳助は「5年後か、10年後、CSの番組なんかでトークでもできればええかな」って言い方をしていました。

 まあ、それはそれでいいし、会社として無理にどうこうしたいというわけでもない。僕が伝えたかったのは、みんなが心配しているし、何があっても一生つきあう仲間なんだということですからね。

 これは紳助に限った話ではなくて、たとえ間違いを犯したとしても、もう一回やり直せる道くらいはあってもいいんじゃないかと思うんです。確かに、いきなりテレビでとなれば放送局さんにも迷惑がかかるかもしれないし、公のメディアは難しいのかもしれませんが、例えばイベントとか劇場といった可能性はあってもいいんじゃないでしょうか。それこそあとは世間の判断で、人気がなければ出番もなくなるだけですからね。紳助は食うには困らないだろうけど、ずっとこの世界で生きてきたわけだし、もう一生、何もするな、人前にも出るな、でも批判だけはされ続けるというのではつらすぎる。マスコミさんも、そこのところは一度、落ち着いて検証してほしいと思っています。

 引退後、何度も「テレビ番組での復帰が内定した」「某番組が密着している」といった情報が流れ、つい先日は「まさかのプロレスデビュー?」というトンデモ情報もあった紳助だが‥‥。

 最近のことは全然わかりません。本が出たことも知らせていませんからね。プロレスですか? あはは。まあ、もし本人が本当にやる気になって、世間も認めてくれるようだったらプロレスラーでもボディビルダーでもやればええんちゃいますか(笑)。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論