今年で12回目を迎える恒例のバラエティ特番「リンカーン芸人大運動会2019」(TBS系)が10月16日に放送され、ベテランから初出場の若手まで総勢54名の芸人が出演。その中である芸人に、番組とは関係ない部分で注目が集まっていたようだ。
本番2日前の10月14日には、芸人大運動会の「ナビ」番組を放送。出場1~2回の若手芸人に向けた初心者講習会の講師として登場したのが、フジモンこと藤本敏史だった。番組では得意の先輩ヅラで若手をイジりまくっていたフジモンだが、間の悪いことにこの時期は妻の木下優樹菜が芸能人生の危機に直面していたのである。
「木下は、姉が勤務していたタピオカ店を巡って《弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるからこれからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね》などと、店長に恫喝めいたDMを送っていたことがバラされ、10月9日にはインスタグラムに謝罪文を掲載する事態に。もはやテレビや雑誌での起用は無理と言われている状況です。その一方で芸人大運動会の収録は9月28日であり、木下の一件が表面化する以前だったことから、視聴者の間では《この時のフジモンはまだ何にも知らないんだな》《今どんな気持ちでオンエア観てるんだろうか》といった心配の声が続出していました」(テレビ誌ライター)
この芸人大運動会では“文春砲”で逮捕歴が明かされたEXITの兼近大樹や、相方の宮迫博之が闇営業問題により吉本との契約を解消された「雨上がり決死隊」の蛍原徹にも注目が集まっていた。だが、兼近へのバッシングは一部の“正義厨”を除いてもはや沈静化しており、蛍原に関しては番組序盤でダウンタウンの浜田雅功から「お前一人で来てんのか!?」「お前も休むべきやろ!」とイジられ、笑いに昇華できていたようだ。
「それゆえ、お笑い業界でいま最も足元に火が付いているのは、妻の木下が炎上しているフジモンだと言われています。“恫喝DM”の衝撃は大きく、その余波はフジモンにも波及。中には《木下と一緒になってタピオカ店の悪口を言ってたんじゃないか?》《妻の不祥事は夫の不祥事》などと、フジモンの責任を問う声さえあるほどです。今回は木下の炎上ぶりが半端ないためダウンタウンなどの大物芸人ですら、兼近や蛍原をイジるようなやり方でフジモンをフォローするのは難しそうです」(前出・テレビ誌ライター)
今頃、フジモンが所属する吉本では、“事務所総出で”木下からの類焼を防いでいるのかもしれない。
(金田麻有)